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転職ノウハウ

転職回数が多いと不利になる?採用されやすくするためのコツを解説

2020.10.01

転職回数が多い人は就職する際に不利だと考えていませんか?転職回数が多いと、行動力に優れた積極性のある人だと認識される可能性もありますが、一般的には、継続して業務にあたってもらえるのか信頼性に疑問を抱く人もいます。ここでは、会社側に転職回数の多さをプラスに捉えてもらえるような転職のコツをご紹介します。

転職回数が多いと採用に不利になる?

会社側としては、採用活動に広告費用や時間をかけているので、長く働いてくれる人を採用したいと考えています。転職回数が多いと1社あたりの在職期間が短いことから、会社側は以下のように考えるでしょう。

  • スキルや経験が身に付いていないのではないか
  • 即戦力となる前に辞めてしまうのではないか
  • 飽きっぽいのではないか
  • 忍耐力がないのではないか
  • コミュニケーションが円滑にいかないのではないか

このような懸念事項から、本来優秀な人材であったとしても転職回数が多いと会社側は採用を躊躇し、不利になるケースがあります。

転職回数の数え方

正社員や契約社員として、在籍した会社数マイナス1が転職回数となります。つまり、最初に在籍した会社はカウントしないのです。例えば現在3つ目の会社に勤めているのであれば、転職回数は2回です。派遣社員の場合は、派遣登録している派遣元の会社が変わっていなければ、1回と数えるケースが多いです。

アルバイトは転職回数に含めなくてよい

アルバイトは基本的に職歴として数えないことが多いです。学生時代のアルバイト期間や転職中にアルバイトをした場合も、職歴には含めません。正社員や契約社員などの「社員」として雇用された場合のみが、転職回数の対象となるからです。

20代、30代は何回?転職回数の平均

20代は転職経験なしが76%、転職回数が1回と回答した人が16%となっています。一方、30代は転職経験なしが47%、転職経験が1~2回と答えた人が40%です。30代で初めての転職、もしくは転職をしたけれど合わなかったなどの理由で3社目に就職をする人が多く、転職回数の平均は2回です。この結果から、20代は2回以上、30代では3回以上転職をしていると、転職回数が多いとみなされるでしょう。

転職回数が多い場合の履歴書・職務経歴書の書き方

転職回数が多い場合の履歴書・職務経歴書を書く際に注意すべきなのは以下の点です。

●在籍していた会社はすべて記入する

履歴書を書く上で最も大切なことは、在籍していた会社をすべて書くことです。経歴を詐称して記載すると信頼されないだけでなく、入社後に解雇となる場合があるので絶対にしてはいけません。在籍期間が短い会社であったとしても、省略せず正直にすべて記入しましょう。

●志望動機を明確に書く

転職回数の多さが悪印象とならないよう、プラスに捉えてもらえるように志望動機を書きましょう。志望動機を書く際に気を付けるポイントは以下の3つです。

  • 希望職種を希望した理由を具体的に書く
  • 新しい分野に挑戦したい意欲を伝える
  • 退職理由で前職の悪口は書かない

●職務経歴書には仕事の実績を具体的に書く

職務経歴書には、これまで従事した仕事の実績を具体的に書きましょう。転職回数が多いと記載する項目も多いため、職務内容や事業内容のみになりがちですが、採用担当者としては各々の職種でどのような成果を上げたかを知りたいのです。実績を書かないと何も成し遂げないまま転職を繰り返している、と言うマイナスイメージを与えてしまうため注意しましょう。

例えば、営業や販売職なら売上実績、事務職なら1日にこなしていた書類の件数など、数字で表せる実績があると良いでしょう。

●キャリアに一貫性を持たせて書く

キャリアの一貫性とは、職務経歴が同じ方針や考えで一貫しているということです。同じ業界や職務の経験が長いからキャリアに一貫性があるとは限らず、ブレない方針や考えによって転職していれば転職回数が多くてもキャリアの一貫性があると考えられます。

多くの仕事は、紐解いていくと仕事内容にいくつかの共通点があります。例えば、営業職とアパレルスタッフの仕事経験があり、今後は介護職へ転職したいというケースでは、営業・アパレルスタッフは顧客と関係性を築くための工夫が必要であり、介護業界も利用者やその家族との信頼関係が重要になる仕事だという点で共通点があります。顧客との信頼関係を築いたという経験がキャリアの一貫性と言えるでしょう。

各職種の共通点を見つけることで、1つの業界・職種しか経験していない人材とは違った魅力を伝えることができます。

●自分が会社に貢献できることを記載する

自分の経験をもとに憶測で考えるのではなく、事業や業務内容から会社側が従業員に何を求めているのかを意識することが重要です。会社にとって魅力のない部分で貢献できると伝えてもお互いのミスマッチが起こります。企業が必要としている部分で貢献できること、そして貢献できる能力が備わっていることを証明できる具体的な経験や方法を明記しましょう。

転職回数が多い場合の面接の注意点

転職回数が多いと、面接のときも転職回数が不利に働くことは否定できません。しかし、柔軟に対応できる能力や多くの現場を見たことで視野が広いという、転職を重ねたからこその人間性を強調すると有利になります。

また、それぞれの職種の退職理由だけでなく、退職に至るまでにどのように問題解決に向けて行動したかという具体的な方法も併せて伝えるようにしましょう。

転職回数の多さをマイナス評価にしないために

転職回数をマイナス評価にしないためには、以下の点に注意すると良いでしょう。

●ネガティブな退職理由に対して問題解決に努めた方法を伝える

転職回数が多いと、必ず前職での退職理由を問われます。面接官から退職理由を聞かれた際は、ネガティブなことばかり言わないよう注意しましょう。

仕事に対する不平や不満を転職の理由として強調すると「同じことが当社で起こったら退職するかもしれない」と会社側はあまり良い印象を持たず、不安を抱くからです。ネガティブな退職理由としては、主に以下の4つが挙げられます。

  • 人間関係が円滑にいかなかった
  • 残業日数・残業時間が多かった
  • 休日出勤が多かった
  • 給料が低かった

上記の理由で退職した場合は、前職での問題をどのように解決しようと努力したかを伝えましょう。

●今までの経験値から得た物事に対する視野の広さをアピールする

転職により、物事に対する柔軟性や対応力が身についたことをアピールしましょう。会社側が転職者に求めるのは、新鮮な発想や提案だからです。知識やスキルが高い人はもちろん即戦力になりますが、必ずしも会社の成長につながる人材になるとは限りません。

前職で得たいくつもの経験は、物事を常に新しい視点で見られる能力に匹敵するものだと強調することで、入社すれば自社に貢献してくれる人材だと認識してもらえるでしょう。

転職回数の嘘はばれる可能性がある

転職の多さが採用に不利になるからと実際の転職回数を偽って伝えても、面接官にばれる可能性があります。面接官はこれまで何百回と面接を行っているため、話を聴いてつじつまが合わないと感じると、事実と異なるのではないかと疑います。

経歴の話で面接官に疑問を抱かせてしまうと、どんなに素晴らしい業績を伝えても、不採用となる可能性が高くなります。採用されたとしても入社後にばれた場合は経歴詐称で懲戒解雇になる場合もあるため、転職回数は偽らずに正直に伝えましょう。

転職回数が多くても優秀とみなされる場合とは

転職回数が多くても、経験の豊かさを歓迎されることはあります。転職を繰り返しても採用される人は、労働環境や労働条件で転職を考えるのではなく、自分のビジョンが明確にあるのが特徴です。このような人は目的意識の高さが面接官に伝わるため、採用されやすいのです。

また、転職回数が採用にあまり影響がない業界もあります。基本的に専門性が高い職種は、転職回数が多くてもキャリアとして評価され、求められるスキルが備わっていれば転職成功につながる場合が多いです。例えば以下の業界が当てはまります。

  • WEB業界(IT・通信系、クリエイティブ系)
  • 医療業界

転職回数が多い場合のよくある質問と回答例

最後に、転職回数が多い人の面接でよくある質問と回答例をご紹介します。回答例についても解説していきます。転職回数が多い場合のよくある質問としては以下のようなものがあります。

  • 転職回数が多いですが何か理由はありますか?
  • つまらないと感じる仕事をどのようにこなしてきましたか?
  • 今のあなたの課題は何ですか?
  • 今まで仕事をしてきて実績や成功体験があれば教えてください。
  • 仕事での失敗はありますか?あればどんな内容か教えてください。

転職回数が多いですが何か理由はありますか?

<回答例>

学生の頃から働ければどこでもいいという感じで、最初の会社に入りました。しかし、やりたい仕事でもなく適性がなかったのですぐに辞めてしまいました。
その後も、何をやりたいか、何が向いているかを真剣に考えることなく、入っては辞めるということを繰り返していました。これは自分自身の甘い考えが原因であると思っています。もし、御社で働かせていただけるのであれば、働くことができる有難さを深く噛み締めながら、懸命に仕事に打ち込みます。

<解説>

転職回数が多くなった原因を率直に述べましょう。転職を繰り返すことに至った考えを正直に伝える方が好印象です。自分の不利な部分は素直に認め、今後に向けて行動していることや前向きな姿勢を伝えましょう。

つまらないと感じる仕事をどのようにこなしてきましたか?

<回答例>

ルーティンワークの仕事は退屈してしまうこともありますが、仕事の基礎が理解できる部分もあると考えております。前職では、単純な入力作業も1回あたりの時間を計測し記録するなど、毎回スピードアップできるよう自分なりに効率的に作業を進められるやり方を模索するなどの工夫をしておりました。

<解説>

採用担当者は、つまらない仕事についてどのように向き合っているかを知りたいと思っており、興味のない仕事でも前向きに取り組む姿勢が求められます。工夫をして楽しさを見つけたことや、すべての仕事の基盤になっていると伝えることが大切です。

今のあなたの課題は何ですか?

<回答例>

後輩指導を行っていくことが私の課題です。その課題を達成するためには、まずは自分自身が腰を据えて職務を全うすることが重要だと考えております。さらに、これまで培った知識・スキルを活かして、人に教えられるまで自分を引き上げていきたいです。

<解説>

今の課題点と努力していく点を伝えることが必要です。今の自分に足りない部分を把握していているか、また仕事に対してどのように取り組んでいこうとしているかを採用担当者は見極めています。課題を示すだけでなく、課題に対して現在何をすべきか具体的に回答することがポイントです。

今まで仕事をしてきて実績や成功体験があれば教えてください。

<回答例>

職務経験が浅いため大きな成功をしたことはありませんが、社内で電話対応がよいと評価を得たことがあります。心がけたことは、正確に確実に相手へ伝えることと、顔が見えない分声のトーンを上げて話をしたことです。電話対応以外でも、実績を残して取り組んでいきたいと思っております。

<解説>

大きな成果である必要はありません。日々の業務で気を付けていることや褒められたことなどを伝えましょう。
職務経験が浅いため誇れるものがないと回答するのではなく、毎日仕事に携わっていれば、少なからず評価されたことや褒められたことはあるはずです。そこから得た経験を活かしていきたいと伝えると良いでしょう。

仕事での失敗はありますか?あればどんな内容か教えてください。

<回答例>

私が仕事で経験した1番の失敗は、取引先の方とスケジュールを立てていたにもかかわらず、別の営業担当者とも同じ時間に打ち合わせを予定してしまい、大事な商談が延期になる事態に陥ったことです。
まず、自分のスケジュール管理ミスを先方に伝え、延期になることで失われた損失や信頼関係を取り戻すべく、再度私が営業担当として職務を全うしました。この失敗をきっかけに、十分なスケジュール管理が必要ということと、相手の会社に対してのマナーや礼儀を学びました。

<解説>

採用担当者は、失敗事例より失敗をどのようにカバーしたかという点を注目します。失敗事例を簡潔に話した上でどのような行動をとったかに重点を置いて伝え、その経験が現在に活かされていることをアピールしましょう。

まとめ

転職回数の多い人は、知識・スキル以外の物事の柔軟性や適応力、発想力などの能力を表現することで採用されやすくなります。豊富な経験があるとプラスに捉えて今後の転職に活かしていけるよう、転職回数が多くても不利な状況だと思わず、書類審査や面接で積極的に自己アピールしましょう。

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