事務職の髪型はどこまでOK?ヘアアクセサリーは?
目次
転職活動をする際、仕事内容も大切ですが、どこまでおしゃれできるかも知っておきたいところです。ここでは接客を伴う場合と伴わない場合に分け、事務職の髪型はどこまでならOKなのか、おしゃれな髪型で許されるものにはどのようなものがあるのかをみていきます。
事務職の髪型

事務職に許される髪型はある程度決まっており、清潔感があるものが求められます。事務職というと営業職のように外回りをしないイメージですが、それでも会社の顔になることがあります。他社からやってきた方が事務職の人を見て、清潔だと感じられれば会社全体のイメージアップにもつながるからです。逆に、いわゆる派手髪などの奇抜なイメージを与えかねない髪型はTPOを分っていないと思われやすいためNGです。
受付事務の仕事内容
受付事務の主な仕事は、来客応対と案内です。企業の窓口受付の場合、訪問されたお客様を担当社員に取り次ぎ、来場手続きなどを行います。来客がいないときは、会議室や応接室のスケジュール管理、PCを使ったデスクワークも行います。事務と接客の両方を担当する仕事です。来客者が最初に会うのは受付事務なので企業のイメージを下げないためにビジネスマナーを守って対応する必要があります。
受付事務の髪型
受付事務の場合、髪型のポイントは顔が見えやすいかどうかになってきます。前髪で目が隠れてしまっていると、笑顔で出迎えてもお客さんに認識してもらいにくく損になります。また、髪色にも注意が必要です。明るすぎる色だと、「接客はさせられない」と判断する人もいます。真っ黒の髪色にしなければならないことはありませんが、せめてダークブラウン程度に留めておきましょう。
清潔感

清潔感を優先する髪型で仕事するなら、ピシッと結ぶことがポイントです。ショートヘアーなら目立たないピンで左右を止め、デスクを見ていても髪が落ちてこないようにします。ミディアムやロングヘアーなら、後ろで一つに縛るか、ショートヘアーと同じようにヘアピンで左右の髪が邪魔にならないようにしましょう。ポニーテールにする場合は、高い位置で結ぶと活発な雰囲気が出ますが、下の位置で結ぶと落ち着いた雰囲気になります。ここは社風に合わせましょう。
華やか
接客を伴う事務職の場合、華やかな髪型でも構いません。もちろん限度はありますが、過度な装飾や髪色でなければ問題ありません。先ほど述べたポニーテールなら、上の位置で結べば下の位置で結ぶより華やかさが出ます。上品で小さめのシュシュを使うとワンランク上の華がある髪型になるでしょう。シュシュは黒でも良いですが、ダークな色味であれば清潔感もあり、かつ華やかです。このように、髪型と装飾品を使えば接客が必要な仕事でも問題なく事務ができます。
くるりんぱ
事務職でも問題なくおしゃれを楽しみたいなら、1分程度で簡単にできる「くるりんぱ」という髪型がおすすめです。下の位置でゆるくポニーテールを作り、ヘアゴムの上に穴を開けて外側から毛先を入れて出します。髪が長い人や細い人は上手にでき、おしとやかで上品な印象を与えます。くるんと髪を回し入れるだけで朝でも簡単にでき、あえてゆるくしているので変にキッチリしすぎることもありません。
無造作ポニーテール
ポニーテールをあえて無造作にした髪型は素早く作れるため事務職として忙しく働く人にも人気です。櫛を使わず、手櫛でざっくり髪を結います。このとき、おくれ毛が出ているくらいにしておくとふんわりと優しい雰囲気になります。あとは形を整えるだけで、親指と人差し指で頭のてっぺんやサイドにある髪をつまみ、もう片方の手でヘアゴムを掴みながら髪の束を取り出します。これを何回か繰り返せばおしゃれなゆるふわヘアーの完成です。
内勤事務の髪型

内勤事務の髪型は、接客を伴う事務より少し派手なものでも構わないとしている会社が多いです。そのため、少し明るめのブラウンに染めたり、好みのヘアアクセサリーをしたりして行っても何も言われないことの方が多いようです。見られるとしても職場内の人たちだけなので、社外の方とあまり接点がない場合は多少髪型が派手でも大目に見られる特徴があります。
規則がないことも
内勤事務の場合、髪型に関して特に規則がないこともあります。この場合は自由でよいということですが、先輩や社風によっては髪型に厳しいこともあるので注意が必要です。前の会社がゆるかったからといって、転職初日に派手な髪型で出社すると変な目で見られたり、注意されたりといったこともあります。どこまでが許される髪型なのか分かりにくいときは、先輩社員の髪型を参考にしてみましょう。
ひし形ミディアム
ひし形ミディアムは、首元の髪が内側に凹んだような形をしています。こうすることで顔が細く見えるのです。ミディアムヘアだとやりやすいので、少し髪型で冒険してみたいなと思う方におすすめです。一度ヘアサロンでうまくカットして整えてもらえば、自分でも家で簡単に再現できますし、崩れてきても毛先だけセットすればよいので楽なのが特徴です。あえてはねさせて、おしゃれを楽しむこともできます。
ストレートボブヘア
内勤事務でも社内の方々と接する機会は多い仕事なので、清潔感のある印象を与えたいならストレートボブヘアがおすすめです。バックは量感を残して重めのボブに仕上げつつ、前髪とサイドバングの下のほうが長く、上の方になるほど短くなるよう段を入れて軽さをプラスしていきます。ストレートベースのスタイルは、清潔感があり落ち着いた印象なので、仕事場でも目立ちすぎることはありません。
事務職のヘアアクセサリー

事務職に向いているヘアアクセサリーは、ヘアクリップやヘアフックです。パソコンなら前を向いていますが、下を向くときには髪が落ちてきて邪魔になってしまうことがあります。パソコンで完結する仕事だとしても書類仕事が全くないとは言い切れませんし、お昼を食べるときなどに邪魔になることもあります。そうなったときに便利なのがヘアアクセサリーで、選び方によってはオフィスでも違和感なく使えます。
ヘアクリップ
事務職の強い味方になってくれるヘアアクセサリーの一つに、ヘアクリップがあります。バナナクリップというものは特に人気が高く、ヘアゴムの代わりに髪をまとめるのに便利です。毛量が多めの人なら大きめのバナナクリップを選んでみましょう。髪を挟むだけなのでとても楽で、ラフなところがおしゃれに見えます。リボンが付いているものや、ジュエリー風に飾られたものもあるので選ぶ際にも楽しめるでしょう。
ヘアフック
ヘアフックのおすすめポイントは、ただ髪を束ねるだけのシンプルな髪型を華やかにしてくれることです。ヘアゴムにワンポイントが付いているものもありますが、慣れていないと飾りがうまく後ろに行かないのでやり直すことが多くなることもあります。ヘアフックならヘアゴムにサクッと刺すだけで、真後ろから見たときにとてもきれいなヘアアクセサリーに見えます。きちんとしている人で、かつおしゃれに気を抜かない人という印象を与えられるでしょう。
まとめ
事務職の髪型は、明確なルールがないとどこまでOKなのか分かりにくいものです。今回は、接客を伴うなら少し控えめ、伴わないなら少し派手でもOKというように分けてみました。また、ヘアアクセサリーを使うことでより清潔感が増したり華やかになったりもするので、好きなものを買っていろいろな髪型で遊んでみましょう。