婚活目的の派遣、バレる?周囲の本音と成功率
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最近は、晩婚化や少子高齢化が進みつつあります。原因は様々ですが、女性の社会進出が進んだことや仕事や働き方が多様化している中で、恋愛に割ける時間が少なくなったということもあります。
確かに、生活を送る上では働くことは重要ですが、中には婚活目的で派遣社員になるといった方も少なくありません。
婚活目的がバレない方の共通点

一昔前までは、会社での勤務は正社員を意味していました。しかし最近では、その意味も変わってきており、多くの企業で派遣社員を利用することが多くなってきました。
女性の多くは結婚や妊娠を機に退社することが多いため、会社の辞めやすさから派遣社員を選択するといった方も増えてきました。もちろん、婚活をしながら働いている独身の派遣社員の方も大勢います。その中には、派遣先での婚活が目的で派遣社員となっている方もいます。
働く理由は人ぞれぞれではありますが、婚活目的だと知られた場合はあまり外聞もよくないでしょう。下記にて、婚活目的がバレない方の共通点を3つご紹介しましょう。
- 婚活目的で働くそぶりを見せなかった
- 派遣会社に2社以上登録
- 真面目に仕事に取り組んでいる
このうち「派遣会社に2社以上登録する」理由としては、より多くの方に出会えることや条件を比較できることが挙げられます。
また、複数の派遣会社に登録していれば、1つの派遣先の職場が自分に合わない時でも別の会社で働くことができます。その他については、次の項目で詳しく解説していきます。
婚活目的で働くそぶりを見せなかった
婚活目的で入社し、恋愛を成就させゴールインされた方の中には、恋愛期間中全く周囲にバレなかったといった方も少なくありません。本人が思っている以上に恋愛は周囲にバレやすいものです。ではなぜ周りの方たちが気付かなかったのでしょうか。
普通に仕事をこなし婚活目的であるようなそぶりを見せないことが、周囲にバレなかった方の共通点として挙げられます。確かに、真面目に仕事に取り組んでいれば、婚活目的だと知られる事は無いでしょう。仕事は仕事としてきちんと行うといったメリハリはとても大切で、周囲に隠すというよりも、あまり隙を見せないというのがポイントです。
会社や周囲に婚活目的だと知られてしまえば、あまり良いことはありません。相手に警戒されてしまっては、婚活どころではなくなってしまいます。また恋愛が成就した場合も、関係が周囲に知れ渡ってしまっては不都合な面もあるでしょう。ここで大切なことは、社内恋愛に発展してもお互いに示し合わせて、周囲に気づかせないことです。
派遣社員の場合、こうした社内恋愛に対してクビになってしまうのではないかといった不安を持つ方もいますが、相手が既婚者でない限り、発覚したとしても大目に見てくれるものです。しかしながら、あくまでも職場です。恋愛関係が広まるのはあまり良いとは言えないでしょう。
真面目に仕事に取り組む

婚活目的の入社と思わせないためにも、通常業務において努力して仕事をしている姿を見せることがとても大切です。
これは決して、ひたすら努力して仕事をしろというものではなく、周囲に努力をしていると感じさせることが大切です。仕事で努力している姿を見せれば、会社に貢献している様子を知ってもらうことができ 婚活目的と感じさせることもありません。
他にも有効なアピールとして、次のような意思表示を積極的に行うと良いでしょう。
- 積極的に残業する
- 手が空いた時に「何か手伝えることはありませんか」と声をかける
部署の中に意中の相手がいれば、手が空いた時に仕事を手伝うことは恋愛的にもプラスにつながります。実際に、コツコツと仕事をこなす姿を見せたことで、その優しさに惹かれたといったケースもあります。
また、好印象を与える方法の一つとして笑顔を絶やさないということも挙げられます。いくら仕事をこなしていても、常にムッとした表情では、意中の相手にも避けられてしまうからです。笑顔は誰しもが良い印象を受けます。それが意中の相手であれば、大きな恋愛アピールとなるでしょう。
たとえ社内恋愛がバレてしまっても、積極的に声掛けや残業をしたり笑顔で業務にあたったりと、普段から周囲に良い印象を与えていれば、会社にも貢献していると評価されます。恋愛を理由に派遣の途中で切られるということもないでしょう。
婚活目的の派遣の成功率

実際のところ婚活の成功率は一体どのくらいなのでしょう。婚活の成功率はおよそ10%とされています。10%が多いか少ないかは個人の感じ方にもよりますが、10人に1人は婚活を成功させているということです。これは、あながち悪い成功率ではないはずです。恋愛の成功率としてはまずまずと言えるでしょう。
婚活の方法としては、有料の婚活サービスや結婚相談所を利用するという方もいらっしゃいます。こうした優良サービスを利用してすぐに結婚に至れば良いのですが、利用料だけ払い続け、なかなか結婚できないということもよくある話です。
そういったときにおすすめなのが、派遣先での婚活です。仕事ぶりや人の性格、趣味なども働く中で知り合えるため、その成功率も納得のいくものです。派遣先での婚活を成功させた人の例としては、派遣先で同じ部署になった男性と仕事を通して仲を深め結婚したケースや、シングルマザーだった40代半ばの派遣社員が、同じく派遣先の正社員と再婚したケースなどがあります。婚活に成功したケースでは、派遣先の仕事でのサポートが恋愛に発展するきっかけとなることが多いようです。
婚活目的の派遣勤務は、働いて収入を得ながら将来の伴侶を探すということであり、婚活が成功すればまさに一挙両得です。ただし、婚活目的での派遣勤務がすぐに結婚に結び付くものではなく、仕事面においても一定の努力をした人にこそ幸せが訪れるということを、頭に入れておかなければなりません。
周囲の本音
一般的に、派遣社員の方が派遣先の会社を選ぶ際には、基本的に仕事内容や待遇などを選択基準とするのではないでしょうか。そうした中で、大手企業に勤める結婚相手が欲しいがゆえに大手企業に勤務するなど、結婚相手探しを優先条件として派遣先の会社を選ぶ人がいるのも事実です。
婚活目的の派遣は、決して悪いことではありません。しかしこうした婚活目的の派遣に対して、実際のところ周囲の人々がどう思っているのかは気になるところです。ここでは男性側と女性側がそれぞれどのような考えを持っているのか、周囲の本音を紹介していきます。
【男性の本音】
■コンサルティング 採用担当者の場合
「会社の採用担当者としては、婚活目的の派遣であってもあまり支障はないですね。個人の恋愛を縛ることはできませんし、恋愛によってモチベーションが上がるということはよくあることです。派遣社員の方が正社員よりも仕事ができる方が多いので、会社の利になれば特に問題ありません。」
■企業に勤める会社正社員の場合
「好みの女性なら大歓迎 ! といったところでしょうか。うちの会社の女性社員たちは私よりも年上の方が多く、結婚相手としてはあまり考えられないです。そのためどうしても、派遣社員で若い女性が入ってくると注目してしまいます。」
【女性の本音】
■メーカー 採用担当者の場合
「はっきり言って、30代前後の女性は婚活目的の方が多いのではないかと疑ってしまいます。採用担当としても、恋愛トラブルを起こされるのは困ります。」
■派遣社員当事者の場合
「婚活目的と見られても仕方ないという部分もあります。実際に、正社員で入社するのは難しくても派遣社員なら比較的簡単に入社できます。理想の男性と巡り合えたなら、派遣先の会社を辞めることに未練はありません。」
まとめ

婚活目的の派遣は、成功した例も多くあり、働く理由としては決して悪いとは言い切れません。ただし、周囲の方の本音としては嫌だと思う場合もあります。また男性と女性とでは捉え方にも違いがあります。
周囲にバレないようにするためには、婚活目的であることを表に出さず、仕事に打ち込んでいる姿を見せることがポイントです。