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転職ノウハウ

WEB(オンライン)面接の注意点|失敗談から探るwithコロナ時代の面接必勝法

2020.08.20

新型コロナの影響で、リモートワークが広く浸透してきました。

それに伴い、採用においても「WEB面接」を導入する企業が増加傾向です。時間や手間の短縮により、採用側にも応募者にもメリットの多いWEB面接ですが、対面の面接にはない注意点があります。

事前にしっかりと準備をして、画面の向こうの面接官によい印象を与えましょう。

WEB面接を実施する企業の増加

新型コロナが深刻化した2020年1~4月の統計によると、日本国内でWEB面接を導入する企業数は7.6倍にも増加しました。

従来はIT関係やベンチャー企業で主に行われていたWEB面接ですが「日本マクドナルド株式会社」「全日本空輸(ANA)」「味の素株式会社」など、大手企業でも続々と対面での面接からWEB面接への移行が進んでいます。

面接担当者、応募者ともに時間やコストの削減効果が高いという理由から、新型コロナの収束後もこのスタイルは継続すると予測されます。対面の面接とは異なる部分も多いため、事前にWEB面接の特徴や流れを学んでおくことが必要です。

WEB面接の失敗談から見る注意点

WEB面接の増加につれ、トラブルや失敗談も多く聞かれるようになりました。

面接のマナーや質疑応答自体は、従来の面接と同様ですが、WEB面接では企業側から指定されたオンラインツールを用いてやり取りをすることになります。このツールの操作に不手際があり、失敗してしまうケースが多発しているのです。

このような失敗を防ぐため、面接が決まったらどのようなツールが使用されるかを確認し、取り扱いに慣れておくことをおすすめします。最もよく発生する失敗の例と、注意点について確認しておきましょう。

目線をどこに合わせるか分からない

面接では「相手の目を見て話す」ことが基本です。しかしWEB面接の場合、目線を外してしまう人が少なくありません。
その原因は、画面の中の相手を見ているからです。画像はカメラが撮影しているので、カメラのレンズを見るようにしないと目線がずれてしまいます。

また、ノートパソコンやタブレットの場合、端末に備え付けのカメラでは上からのぞきこむ角度になり、面接官にとっては見下ろされるように感じてしまうため威圧感があり、印象が良くありません。カメラのレンズがなるべく正面になるよう、角度を調整しておきましょう。

服装が適当なのが見えてしまった

画面を通じて見える映像は、ほとんどの場合上半身が中心です。

そのため「下は何を着ていてもわからない」と思う人もいるようですが、最近のカメラの中には広い範囲を映すものも多く「上だけスーツを着て、下がジーンズだったのが見えてしまった」という失敗談もあります。

また、自宅で面接を受ける場合「出かけるわけではないので、普段着でよいのでは」と考えてしまいそうですが、画面の向こうにいるのは面接官です。自宅であっても、対面の面接と同じ服装や態度が求められます。気を抜かず、きちんとした服装で臨みましょう。

部屋の散らかりが写ってしまい印象ダウン

オンライン会議をする時にも、多くの人が頭を悩ませるのが画面の背景です。

自宅では家具や生活用品が映り込んでしまうことがあり、面接の背景として適当ではありません。
また、部屋が散らかっている場合は、仕事の処理能力を疑われる原因にもなりかねないので、この機会にすっきり片づけて、きちんと生活している印象を与えましょう。

ツールによっては人物の背景を加工できるものもありますが、派手なものは避けた方が無難です。また、既にツールにアカウントを持っている人は、プロフィール名やアイコンがビジネスに適したものかどうか見直しましょう。

面接の場合はプロフィールに本名を表示し、履歴書の写真を使用することをおすすめします。

通信状況が悪くて接続が切れた

事前に必ずチェックしておきたいのが通信状況です。

自宅のパソコンからwi-fi環境で面接を受ける方が大半ですが、家の中でも電波が強い場所と弱い場所があるため確認が必要です。

面接の途中で接続が途切れると相手に迷惑をかけてしまうことになりますし、最悪の場合は面接が中止になってしまいます。もし自宅の電波が弱い場合は、wi-fi環境が整ったレンタルスペースや、ホテルのデイユースなどを利用するのもひとつの方法です。

なお、当日は5~10分前にはログインし、音声や映像のチェックを済ませて相手のログインを待つようにしましょう。

音声が相手に届かない

通信状況は悪くないのに、音声だけが届かないトラブルがあります。

このような場合は、端末の音量設定やマイクの距離などをチェックしてみてください。できれば事前に誰かの協力を得て、どのように聞こえるか確認してもらうと安心です。

もし音声が拾いにくい場合は、イヤホンマイクを使用すると明瞭に聞こえます。その場合は挨拶の後で、使用の許可を求めると礼儀正しい印象を与えられます。

なお、WEB面接ではお互いの音声にタイムラグが生じることがあるので、相手の発言中は無駄な相槌を打たず、話が終わった後で一呼吸おいてからはっきりとした声で返答をするようにしましょう。

雑音や同居人の声が入る

最近のマイクは感度がよいため、人の話し声や外部の雑音を拾ってしまいます。自宅で面接を受ける場合は、あらかじめ家族に協力してもらい、雑音が入らないように環境を整えておきましょう。

また、意外に多い失敗が「SNSやアプリの通知音が入ってしまった」というものです。通知音が鳴るアプリは事前に消音モードにして、面接の邪魔にならないよう気をつけてください。

さらに、見落としがちなのがキーボードのタイピング音です。もし面接を受けながらメモを取りたいのであれば、端末に入力するのではなく手書きをおすすめします。

なお、その際は一言「メモを取ってもよろしいでしょうか」と聞いて丁寧な印象を持ってもらいましょう。

画面を固定せずブレる

パソコンを持っていない、または外出先からWEB面接を受ける場合、スマートフォンを使う人も多いでしょう。スマートフォンは手軽ですが、注意しないと失敗のもとになります。

最も多いのが「スマートフォンを持つ手がブレて、相手側が受信した映像が不鮮明になってしまった」という失敗です。また、カメラの位置が低くなりやすいため「相手を見下ろす目線になってしまった」という失敗もあります。

電気量販店などにはスマートフォンを固定するスタンドや器具が売られているので、WEB面接の際には目線が正面を向くように固定しておくことをおすすめします。

長く発言しすぎてしまう

対面の面接、WEB面接に共通するマイナスポイントが「だらだらと話が長い」ということです。

なかにはスポーツ経験を聞かれて、延々と小学校から大学までの部活について語ってしまい、面接時間がそれだけで終わったという体験談もあります。

緊張して「何かアピールしないと」と焦るかもしれませんが、質問に対する答えは簡潔明瞭にまとめ、結論を先に持ってくることが大切です。

ひとつの答えに対しておよそ1分以内に答えがまとまるようにすると、聞いている面接官にもストレスになりません。まずは自分の考えを短く要約する練習から始めてみるのがおすすめです。

光が足りず顔が暗く映る

健康的な印象を面接官に与えるために、映像の明るさも事前にチェックしておきましょう。

明るさが足りないと相手の画面では暗く不健康なイメージに見えてしまい「顔色が暗く映ってしまい、具合が悪いのですかと聞かれた」という例もあります。

ただし蛍光灯を頭上から照らすと、目の下に影ができるため逆効果です。デスクライトなどをモニターの後ろにおいて顔の正面から照らし、光を均等に当てると肌色のくすみが解消されます。

さらに高い画質を求めたい場合は、外付けの高性能WEBカメラがおすすめです。粒子がくっきりと鮮明で、肌の明るさもアップします。

WEB面接で気をつけたいこと

WEB面接で成功する秘訣は、小さな画面の中でいかに自分を印象付けられるかに尽きます。実際に対面して話をするより、視覚的な情報量が減るため、その点を上手にカバーする対策を練りましょう。

WEB面接をスムーズに進めるために気をつけたいことは以下の3点です。

  • 表情は豊かに明るく:対面より表情が伝わりにくいため、意識して明るい印象に。
  • はっきり口を動かす:タイムラグや雑音による、聞き取りにくさを解消します。
  • 予想外のアクシデントに慌てすぎない:連絡先の控えを用意しておきましょう。

表情は豊かに明るく

普通の面接では、お辞儀をしたり、ボディランゲージで気持ちを表現したりできますが、WEB面接では座ったまま、四角い画面の中で会話をします。

そこで、重要なのが表情による意志の伝達です。基本は、明るく爽やかな笑顔。「上手に笑えない」という人は、鏡に向かって表情を作る練習をしてみてください。話の内容によって、真剣な表情や熱心に考えている表情など、豊かな表現でより印象を深めることができます。

最後は「ありがとうございました」と笑顔で締めくくってください。ただし、相手がログアウトするまでスマイルはキープしましょう。「うっかり表情を崩したら、まだカメラに映っていた」という失敗例もあります。

はっきり口を動かす

マイクで収音した音声は、生で伝わる音よりも品質が落ちます。

さらには外部の雑音や、オンラインで起こりがちなタイムラグ(時間差)などがあるため、WEB面接では「通常より聞き取りにくい」と思って声を出しましょう。

意識したいのは、はっきりと口を動かすことです。口を動かさず小さくしゃべると、相手が視覚的に発音を判別する効果も薄れてしまいます。

いつもより声のボリュームもやや大きめにして、ゆっくりはっきり、面接官の耳に届きやすい発声を心がけてください。

予想外のアクシデントに慌てすぎない

どんなに準備をしていても、予測できないアクシデントが起こることはあります。

例えば「約束の時間なのにツールにログインできない」「面接中に回線が突然切れてしまった」などです。そういう場合は慌てずに、あらかじめ用意しておいた緊急連絡先にアクセスしましょう。

不測の事態に備えておく用意周到さや、トラブルが起こったときの冷静な対処を見てもらうことで、面接官の評価が上がることがあります。

なお、トラブルのためやむなくログオフする際は、ツールのチャットから「いったん切らせていただきます」とメッセージを残しておくのがおすすめです。

WEB面接でカンペを使える?

WEB面接でカンペ(カンニングペーパー)は使えるのでしょうか。

結論から言うとカンペは使用可能です。WEB面接ではカメラで見えない死角があるため、それを利用して書類や資料を手元に準備しておく人もいます。

ただし、使い方を間違うと「ずっとカンペを見ている人」という印象になってしまうので注意しましょう。面接の基本は「目を見て話す」ことです。テレビ収録でカメラの横にカンペが用意される理由はそこにあります。

どうしてもカンペが必要な場合は小さなメモにして画面の近くに貼っておく方法もありますが、目線が不自然にならないよう注意が必要です。

話し方や目線で多くは気付かれている

資料が近くにあれば、つい頼ってしまうのが人間です。

面接官には見えていないと思っても、目線がキョロキョロしたり、挙動がおかしかったりするといった理由で、大抵の場合は気づかれてしまいます。その際、面接官に「自信がない」「集中していない」「自分の言葉で語れない」といった、ネガティブな印象を持ってしまわれかねません。

資料としては頼もしいカンニングペーパーですが、実は弊害も多いということを理解しておきましょう。

読むのではなく自分の言葉で語る

どんな面接でも言えることですが、面接官はあなたのスキルや知識とともに、人間性も観察しています。

スムーズに話ができるに越したことはありませんが、台本を読むようなスピーチには魅力がありません。それよりもしっかりと自分の意見を持ち、誠意をもって伝えようとする姿勢のほうが好感を持たれます。

できるだけの準備をした後は、リラックスして自分の持ち味を発揮しましょう。もし本番で言葉がうまく出てこなくても、臆することはありません。「この会社で働きたい」という、積極性や熱意を伝えることが大切です。

まとめ

慣れるまでは緊張してしまうWEB面接ですが、遠方に住んでいる人でもエントリーしやすいため、今後は対面に代わり、面接のスタンダードになる時代が来るかもしれません。

様々なオンラインツールが開発されているので、初めての人は雰囲気をつかめるよう、友達同士などで練習してみることをおすすめします。

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