子育て中におすすめの派遣の仕事とポイント
目次
小さなお子さんを育てながら派遣で働いているワーキングママもどんどん増えてきています。
お子さんがいても安心して働けるおすすめの仕事には、どんなものがあるのでしょうか。また、子育て中の方が転職先として派遣の仕事を探すときに気を付けたいポイントには、どんなものがあるのでしょうか。
いろいろな視点からご紹介いたしますので、自分に合った派遣会社を探してみましょう。
子育て中の主婦が派遣会社を選ぶ時のポイント

子育て中のママが働こうと思った場合には職種だけでなく、勤務時間や休日、残業時間など、どうしても働くにあたっての条件が限られてきます。
そのため、希望をあらかじめしっかり伝えられることから、派遣会社に登録をして自分の希望に合った仕事を紹介してもらうことがおすすめです。
派遣会社は数多くあり、それぞれ独自の強みや特徴を持っています。子育て中のママが抑えておきたい、派遣会社を選ぶポイントは、以下の通りです。
- 優良派遣事業者に認定されている
- 求人数が多いかどうか
- 自分の希望にあった求人が掲載されているか
- 産休・育休制度など子育てをしている女性向けサポート体制が整っているか
優良派遣事業者の認定の有無
優良派遣事業者とは、厚生労働省の基準をクリアしていると認定されている派遣会社のことです。
派遣会社として法令を守っているだけでなく、派遣社員が働くにあたって良い労働環境を確保することにつとめ、トラブルを防いだりキャリアアップの支援を積極的に行ったりするなど、派遣社員が派遣先で安心して働けるようサービスを提供している会社が該当します。
現時点では、全国で約85,000ある派遣会社のうち162社が認定をされています。優良派遣事業者の派遣会社を選んで登録をすることで、安心して働くことができます。
主婦の方で派遣会社を探されているなら、サポートがしっかりしている優良派遣事業者を選びましょう。
求人数
ほとんどの派遣会社はホームページを持っていますので、求人情報を掲載しているところが多いです。派遣会社を選ぶ際、ホームページなどで掲載されている求人数が多い会社を選ぶようにするのがおすすめです。
求人数が多い派遣会社は、その分幅広い職種に対応することができます。また、取り扱っている求人数が多いということは、その中から自分の条件に合った仕事を選びやすいことになり、子育てママにもぴったりの仕事を探しやすいのです。また子育てママにうれしい時短のお仕事に特化して多く揃えている会社などもあります。
求人数が多い派遣会社では多くのスタッフが働いていますので、派遣社員に対するサポートが手厚いのもメリットです。
産休・育休制度の有無
女性にとって出産・子育てはうれしい反面、仕事をする上で続けられるのか不安になることでもあります。仕事のことで悩まないためにも、産休制度や育休制度があるかどうかで派遣会社を選ぶのもおすすめです。
産休や育休制度がある派遣会社であれば、子育てママが働くことに理解を示してくれる福利厚生が充実している派遣会社ということが分かります。
また、家族の都合とあわせる関係で、働きたい曜日を指定したり時間の融通がきいたりする仕事がしたい、夫の扶養範囲内で働きたいと考えている方も多いと思います。その場合は、取り扱っている求人が主婦でも採用されやすい仕事を多く取り扱っている派遣会社もおすすめといえるでしょう。
1日のうち4、5時間程度の短時間勤務や、午前中だけの仕事、週に4日以下の仕事など女性向けの求人をチェックしてみましょう。
子育て中の主婦におすすめの仕事

子どもが小さなうちは保育園が見つからないという問題もありますし、預ける先があり働き出しても子どもは何かと体調を崩したりするため、登園してもすぐに呼び出しがかかってしまいますので慌ただしいものです。家事、育児、仕事とママは何かと大変です。
子育て中のママでも、職場の人たちの理解を得て安心して働くことができる仕事にはどんなものがあるでしょうか。おすすめの仕事として、一般事務、医療事務、コールセンター、工場の軽作業などがあります。
一般事務
一般事務は、事務職として働いてきた人であれば、それまで培ってきた経験を活かして働くことができます。ほとんどがオフィス内でのデスクワークですので座っていることが多く、体力はあまり使わないでしょう。
また、パソコンの基本的なスキルを持っていたり社会人経験があったりすると、未経験でもOKという職場もあります。
そして、派遣先には同じように派遣として働く女性も多いので、子育て中の方に理解をしてもらいやすいでしょう。
オフィスワークを取り扱っている派遣会社であれば、一般事務の求人も多くあります。扶養内で働きたいなど、働くにあたっての希望条件に合致した仕事を探しやすいというのも大きなメリットです。
医療事務
医療事務は、病院やクリニックで患者の対応、レセプトと呼ばれる医療費の計算・入力、カルテの管理などを行う職種です。
どの病院でも必要とされる仕事ですので、景気などに左右されない高い需要があり、その分求人数も多いです。医療事務は民間資格がありますが、必須条件ではありませんので未経験でも就業が可能です。
大きな病院の場合、職員向けの託児所、保育所完備されており、派遣社員も利用できるところがあります。子育て中のママにとってうれしい環境が整備されているので、働きやすいでしょう。
コールセンター

コールセンターは、電話でお客様と対応を行う仕事です。
コールセンター業務には、企業の製品やサービスについての質問や問い合わせに対応するインバウンド業務、顧客への営業電話をかけるアウトバウンド業務の2種類があります。
コールセンターは業種も多種多様で、24時間年中無休で対応しているところもありますので、需要は年々増えています。そのため求人が多いのが大きな特徴です。
基本的な社会人経験があれば資格は不要で、未経験でも採用されやすいので、子育て中の女性も多く活躍しています。コールセンター業種は多くの人が働いているので、シフト制を採用しているところが多く希望する日時に働くことができます。
稼働時間が決まっているので残業も少ないことが多く、電話での対応がメインですので、髪型や服装は自由という職場が多いことも、子育て中のママにおすすめの理由です。
工場の軽作業
女性を対象とした派遣の求人が増えてきているのが軽作業です。軽作業といっても内容はとても幅広くあります。
例えば、製品を探すピッキング、荷物の仕分けをしたり箱に詰めたりする梱包作業、値札やシール貼り、企業の倉庫や配送センター内で行う仕事、工場での簡単なライン作業、完成した商品の検品作業などが挙げられます。
軽作業はシフト制や交代勤務の職場が多いことが特徴です。そのため、希望の勤務帯を選べることや、工場と聞くと力仕事かと思うかもしれませんが、座り仕事で体力を必要としない仕事も多くあります。
職場には派遣で働く女性も多いので、主婦でも安心です。
工場や倉庫の場合はフォークリフト免許があれば、さらに選べる求人が増えますが、未経験、資格がなくてもOKという求人も多いです。
出産によってブランクがあるママにも、働きやすいのが魅力です。
まとめ

子育て中の主婦が派遣として働く場合は、まずは優良派遣事業者の認定受けている派遣会社。そして、求人をたくさん出している派遣会社を選ぶようにしましょう。
子どもを持つママに理解が高く、時間の融通がきき、身体になるべく負担がかからない事務や軽作業などの仕事がおすすめです。登録をした派遣会社とも相談をしながら、ぴったりの仕事探しをしましょう。