簿記3級に合格するおすすめの勉強方法を紹介!
目次
簿記3級を受けようと思うけどどんな勉強をすればいいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。簿記3級は比較的簡単な資格ですがしっかりと勉強しなければ合格できません。
そこで、この記事では簿記3級に合格するためのおすすめの勉強方法について解説します。
簿記3級の試験概要

簿記3級とはビジネスで使用する基本的な経理の知識を証明するための資格です。簿記3級の知識があると経営の記録や計算を行うことができ、経営状態を明らかにすることができます。
また就職、転職時にも多くの企業から評価されやすいです。簿記3級は毎年3回開催され、2月、6月、11月に行われます。受験人数は年間で約30万人になりますので、1回の試験で約10万人前後受けると覚えておくといいでしょう。
簿記3級の難易度
簿記3級は簿記資格の入門的な資格と位置付けられています。従って難易度は比較的易しいと言えるでしょう。テレビの企画で芸能人の方が簿記資格の受験を行うケースもあります。しっかりとスケジュールを立てて勉強をすれば十分に合格できます。
合格点は100点満点中70点取れば合格です。これは3級だけでなく2級も同じですので覚えやすいでしょう。合格率は毎回40~50%ほどです。2018年6月の試験を例に上げますと79,421名が受験して35,189名が合格しています。合格率は44.3%でしたので、この数字を1つの指針にするといいでしょう。
簿記3級に必要な勉強時間
簿記3級に必要な勉強時間は50~100時間ほどです。数字だけを見ると莫大な時間に感じますが、1日1時間の勉強を続ければ約3カ月で達成できます。
もちろん1日1時間をしかたらといって必ず合格できるという訳ではありません。しっかりとした教材を使ったり、正しい勉強方法を実践していなければ100時間勉強しても合格できないかもしれません。
大事なのは勉強の質ですので、次項から解説する勉強方法を参考にして正しい勉強をしましょう。
おすすめの勉強方法

簿記3級の勉強方法は様々で、代表的な物は以下の4つになります。
- テキスト
- 過去問
- 動画
- アプリ
昔ながらのテキストや過去問を使った勉強方法から動画やアプリなど現代のデバイスを使った勉強方法まで様々です。1つの物に集中するのもいいですし、複数使って勉強するのもいいでしょう。
それぞれのメリットとデメリットを解説するので自分に合った勉強方法で勉強をしてください。
テキスト
昔からある勉強方法がテキストや参考書を読み込むことです。多くの方が昔からなじみがあるだけにすんなりと勉強に取りかかれるでしょう。
テキストや参考書を使うメリットはいくつかありますが、最大のメリットは脳に残りやすいということです。テキストを用いた勉強は何度も何度も手を動かして頻出問題を解いていきます。ノートや紙に書いて問題を解くので複合的に脳に記憶しやすいのです。従って色々な勉強方法がありますが、テキストをメインに行うことをおすすめします。
また、参考書の種類が豊富なのもメリットの一つですが、これはデメリットにもなりえます。参考書をあれこれと買い漁って全てやろうとすると結局中途半端になりがちだからです。従って参考書を購入するのであればこれと決めた一冊を重点的に勉強するようにしましょう。
おすすめのテキストが「スッキリわかる」シリーズです。数ある参考書、テキストの中でもわかりやすさに特化されているのが特徴です。イラストが多いので右脳と左脳を両方使って簿記についておぼえることができます。
また、ストーリー性があるので取引をイメージしながら覚えることができます。出版社のTAC出版は豊富にテキストを販売しているので、過去問集は同じ出版社の物を使うといいでしょう。
過去問

過去問を解くというのは受験にあたって有効な手段の一つです。過去問に似た傾向の問題は年が変わっても出題される傾向にあるからです。
参考書を読み込んで基礎となる知識を身に付けたなら実際に問題が解けるかどうか過去問で力試しをするようにしましょう。
ここで注意したいのが古すぎる過去問集を使わないことです。古すぎる過去問集は今と出題範囲が変わっていることがあり、参考にならない可能性があります。目安として過去3年分程度がおすすめで、実際に解いてみてわからなかった問題や間違えた問題をテキストを用いて復習するようにしましょう。
復習した後は日を改めて同じ過去問をやってみましょう。一定時間間隔を空けて再度過去問にトライすることで、間違えた点を修正できているか確認するのです。模範解答を読んで復習をしても、その場では理解した気分になっているだけということは往々にしてあります。それを確認するためにも、日を改めて再度同じ問題に挑戦するようにしましょう。
過去問集もテキストと同じく色々な出版社から発売されていますが、同じ出版社で合わせるとスムーズに確認ができるでしょう。
動画
インターネットが普及して新しい勉強方法として有効になったのが動画です。動画の良い所はわかりやすい所です。実際に学校で授業を受けるような感覚で勉強ができるので、自学自習よりも自然に頭に知識が入りやすいです。テキストよりも表現の幅が広いので頭の中にイメージを組み立てやすいです。
更に動画は何度も見返すことができるので上手く理解できなかったポイントを繰り返し視聴することができます。これは自分のわからない所をピンポイントで授業を受けなおすような物なので、効率の良い勉強方法です。
また、授業と違う点として自分の都合に合わせることができる点も挙げられます。忙しくて夜に帰宅しても自分の時間を調整して深夜から勉強を始められるので、時間の融通が効くのは忙しい社会人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
デメリットとしてはテキストと比べてまだまだ種類が少ないことです。自分に合った動画を見つけるのはテキストと比べれば難しいです。
また、デバイスのバッテリーが切れたり通信状況が悪いと利用できなくなるのもデメリットです。
おすすめの動画はアカウンタンツライブラリーの動画です。簿記3級の場合、月額980円か18,000円の定額で利用できます。動画だけでなく、テキストや過去問といった総合的なオンラインサービスなので、どれにするか迷っている方はこのサービスだけを使うというのもいいでしょう。
アプリ

簿記3級を勉強する手段の一つとしてアプリもあります。アプリであればスマホがあればどこでも勉強ができるので、時間も場所も選ばずに勉強ができます。
特に便利なのが電車での利用です。簿記3級を受けようと思っている方の中には満員電車で通勤をするという方も少なくないでしょう。そんな混雑している場所であってもスマホを操作するだけでいいので、他の乗客の邪魔になりません。これがテキストであれば本を開くスペースが必要になるので、満員電車の中では扱いづらいです。
あらゆる勉強方法の中で最もスペースがいらないので、手軽に勉強ができます。デメリットは動画と似たようなことが多く、テキストに比べれば種類が少ない、デバイスや通信状況に左右されるといったことが挙げられます。
アプリはユーザーレビューや口コミを確認しやすいので、使用する前に確認を行い評判の良いアプリを選ぶのがおすすめです。
おすすめのアプリはパブロフ簿記です。このアプリはシリーズになっていて3級だけでなく、2級等もありますし、特定の分野に特化したものもあります。用途によって使い分けられるのでおすすめです。
まとめ
簿記3級に合格するためのおすすめの勉強方法について解説しました。色々な勉強方法がありますが、自分に合った勉強方法は人それぞれです。試してみて自分に合った勉強方法で簿記3級の勉強をするようにしましょう。
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