やる気がないと思われてしまう人の特徴
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職場の雰囲気にとって、個人のやる気は重要な要素です。チーム内に一人でもやる気がない人がいると、その場の空気が悪くなり、周りはイライラしてしまうこともあります。また、やる気のない雰囲気を出している本人にとっても、査定が低くなるなどネガティブな影響があるでしょう。また、中には本人はやる気があるのに、周りからはそう見てもらえないという人もいます。本人の意識とは裏腹に、低い評価をされるのは避けておきたいところです。
ここではやる気がないと感じさせてしまう人の特徴について紹介していきます。やる気を感じない態度の具体的な特徴を知ることで、イメージ改善や評価向上のヒントにしていただけると幸いです。
やる気がないと思われる方の特徴
ここではやる気がないと思われる人の特徴について詳しく説明していきます。ここで事例にあげた「元気がない」「時間にルーズ」「残業のことばかり気にしている」というのは、どれも意識することで改善できる行動ばかりです。ご自身の行動を振り返り、当てはまることがあれば改善するようにしましょう。
元気がない

体調不良などで元気が出ないのは仕方のないことですが、常に元気のない、覇気のない様子で仕事に対応しているのは得策ではありません。つまらなそうにパソコンの前に座っているだけでは、やる気があるようには見えないでしょう。 元気がないと、仕事をやりたくないのかもしれない、面白くないのかもしれない、などと見えてしまうものです。やりたくないのに嫌々仕事をしていると職場の人から感じられてしまうと、成果についても疑問視されてしまうことでしょう。さらに、手を抜いてミスをするのではないか、あるいは適当な仕事をするのではないかなどと思われてしまう可能性もるのです。
例えば、眠い時などは元気が出ないのは自然なことでしょう。繁盛期などに残業が続き、十分な休息が取れていない際には、元気がなくても周囲の理解は得られるものです。ただし、いつも定時で帰っているのに、仕事中にいつも眠たそうな様子を見せているのは問題といえます。仕事のことを考えずに毎日夜更かししているなどは、社会人の生活スタイルとして不適切であるといえるでしょう。そのような勤務態度の人に対して、仕事へのやる気が感じられないのも無理はないものです。
元気がないと体調が悪くも見えてしまいます。体調が悪ければ仕事にも影響があるのではと心配されてしまう可能性もあるでしょう。
時間にルーズ
納期のある仕事なのに平気で遅れてくるなど、時間にルーズな人はやる気がないと思われてしまいます。言われた期限を守らないだけでなく、遅刻が多いこともやる気のない人の特徴です。時間を守るのは社会人として最低限守らなければならない基本的なルールです。それができないのは、仕事を甘く見ているということになります。
残業続きで疲労が蓄積し、つい寝過ごしてしまったという失敗はあるかもしれません。しかしながら、それは稀なことだからこそ許されるものです。遅刻が常態化しているのは、気が緩んでいる証拠で、仕事へのやる気がないと見られてしまうでしょう。
時間や期限を守らなくてもどうにかなる、誰かがやってくれるだろうと考えているのでは、と思われても仕方ありません。仕事において納期は信頼につながる大切なものです。納期のトラブルは、社内だけでなく、クライアントなど社外の人にも関係してきます。時間や期限にルーズなのは、仕事に対して本気で考えていないということです。会社のことや周りへの迷惑も考えず、自分のことしか考えていない人とも思われてしまいます。周りに負担をかけてしまう可能性が高いということを認識し、行動をすぐに改めることが必要です。
残業のことを考えている

誰でも残業をするのは嫌なものです。しかし仕事が終わらなければ残業をするのもやむを得ません。やる気のある人は必要な残業に対しては文句を言わずに取り組むものでしょう。それなのに、残業を避けることばかり考えている人は、やる気がないと思われても仕方ありません。
終わらせないといけない仕事が残っているにもかかわらず、残業が気になるのは、ただ仕事をしたくないんだなと周囲に思われても仕方がないことだといえるでしょう。早く帰りたいのに帰れないかもしれない、と心配しているということです。早く帰りたいということは、仕事をこれ以上したくないということでしょう。
仕事に真摯に向き合っている人であれば、残業のことばかり気にするのではなく、まずは目の前の仕事に全力で取り組むものです。自分のやるべき仕事をきちんと終わらせようとします。仕事のことなどどうでもよく、早く帰ることだけを考えていると、仕事がおろそかになったり、適当に終えてしまったりする可能性もあります。 このような態度はやる気がないと認定されてしまうでしょう。
やる気を見せるためのポイント
人の性格によっては、実際にはやる気があるのに、周囲からはやる気がない、仕事に真摯に取り組んでいないと勘違いされることがあります。そのような場合、具体的にはどのような点に注意すればよいのでしょうか?
ここでは、やる気を見せるポイントとして、「挨拶」と「即行動」について具体的に紹介していきます。どちらも意識を向ければ誰でもできることです。職場でなかなかやる気を認めてもらえないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
元気よく挨拶などをする

やる気を見せるには、元気がいいという印象を与えることが大切です。元気があれば、張り切っている、仕事を楽しそうにしている、と見えるものです。挨拶は元気な声で、にこやかにしましょう。もちろん、上司にだけ、気の合う人にだけ、ではなく分け隔てなく社内の皆さんに声をかけることが大切です。
挨拶もせずに職場に入り、自分のデスクに座って仕事を始めると、人間関係にも悪影響を及ぼすことがあります。自分ひとりの殻に閉じこもってコミュニケーションを取ろうとしていない、職場の雰囲気を壊しているとネガティブな方向に認知されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
できるだけ自分から積極的に挨拶をすることも大切です。相手の顔を見て、笑顔で元気よく「おはようございます」と言うだけでも、はつらつとした印象を与えることができるでしょう。覇気がある姿は周りを気持ちよくさせます。やる気もみなぎっているように見えて、安心して仕事を任せられると思ってもらえるでしょう。
指示されたことは即行動
指示されたことは後回しにせず、即行動に移すことが大切です。すぐに行動せずに放置しておくと、「いつやってくれるのだろうか?」「頼んだことを忘れてはいないだろうか?」と心配されてしまいます。さらに期限が過ぎても終わらないとなれば、仕事に対する真剣さが足りない、やる気がない、と見られてしまうでしょう。
指示されたことをすぐにやることは、仕事に真面目に取り組む姿勢があるということにつながります。早く手がけることで、その仕事に十分な時間を掛けることができますし、分からないことが出てきても、すぐに質問できるのです。なお、不明点が合ったときに、それについてすぐに質問などをすることも、やる気を見せるには大切だといえます。
指示されたことをそのままにして、なかなか仕事に取り掛からないと、期限も迫ってしまいます。慌てて行うと仕事が中途半端になったり、指示された内容を十分反映できておらずやり直しになったりすることもあるでしょう。仕事は言われた期限を目指すのではなく、できる限り早めに仕上げて提出した方がよい場合もあります。もちろん急ぐあまりにミスばかりでは困りますが、期限より前倒しで進めておけば、しっかりとチェックを行えるためミスを防ぐことにもつながるのです。仕事は後回しにせず、スピード感をもって進めるようにしましょう。
まとめ

やる気がないと見られてしまうと、社内で信頼されなくなってしまうでしょう。仕事を安心して任せられない、と思われてしまい、その人への評価が下がる恐れもあります。そのため、会社では目に見える形でやる気を見せることが大切です。
やる気を見せるためには、難しいことは必要ありません。まずは、元気よく挨拶をすることです。ハキハキと一生懸命仕事に取り組んでいる様子があれば、職場の人達も気持ちがよいものです。
また、指示された仕事はすぐに取りかかりましょう。頼まれた仕事があるのに後回しにしたり、時間を守らなかったりするのは、社内外の信頼問題につながります。与えられた仕事に対し、期限内に適切に対応することは社会人として必要最低限のことでもあるのです。
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