コロナ禍の通勤用メイクはどこまでやる?
目次
コロナ対策をしながら生活をするスタイルとなり、私たちはマスクを着用して外出することが当たり前になりました。職種によっては、終日マスクをつけっぱなしという方も多いでしょう。そうなると迷うのが、メイクをどこまでするべきかということです。私たちは今までになかった、新しいメイクの問題に直面することになったといえるでしょう。ここでは、コロナ禍におけるメイクの悩みと、フルメイク派、ポイント派、控え目派それぞれのメイクのポイントをお伝えします。
コロナ禍メイクの悩み

コロナ禍におけるメイクの悩みの大半は、マスク着用に関するものです。マスクによってメイクが崩れる(メイクでマスクが汚れる)、マスクに対応したメイクがうまくいかないなどといった声がたくさん聞こえてきます。マスク生活は今後もしばらく続く見通しであり、自分なりにマスクとメイクを共存させる最適な方法を見つけ出す必要があるでしょう。ここでは、コロナ禍におけるメイクの悩みについて、具体的にどのようなものが多いのかを紹介していきます。
ほとんどマスクで隠れる
毎朝、時間をかけて丁寧にメイクをしたとしても、結局マスクで隠れてしまいます。マスクは顔の下半分を覆いますから、隠れる部分にメイクをするのもむなしくなることでしょう。メイク用品には値が張るものも多く、どうせ隠れてしまう部分に、大事なファンデーションやリップを塗るかどうか、迷っている方が多いようです。コスパ的にも時間的にも、もったいなく感じてしまいます。
食事などで外すと手抜きがバレる
終日マスクつけっぱなしとはいえ、ひとときも外さないというわけにはいきません。飲み物を飲んだり、食事をしたりするときは一時的にではありますがマスクを外す必要があります。ほとんど見えないから大丈夫だと思って、メイクの手を抜いていた場合、外す段階で後悔してしまったこともあるでしょう。マスク生活が始まった頃、どうせ見えなくなると思って、ノーメイクで出勤し、飲み物を飲もうとしたときに「しまった」と慌てたという話を聞いたことがあります。
いつも通りしっかりメイク

マスクをしていてもコロナ禍前とまったく変わりなく、口元までしっかりメイクする人も多くいます。この場合、せっかく時間や手間をかけたメイクがマスクをすることによって色落ちしないよう、メイクキープスプレーやミストを足す人もいるようです。手を抜くどころか、むしろ今までよりも1~2アイテム増やして、フルメイクをキープしています。
メリット
フルメイクのメリットは、やはり気兼ねなくマスクを外せることです。メイクが不完全であるために、コソコソと、他の人から見られないように飲み物を飲む必要もありません。ソーシャルディスタンスを保ってではありますが、人から顔が見える場所で食事をしても気にならないでしょう。これは、大きなストレス軽減となります。また、メイクをすることで仕事のスイッチが入る人も多いようです。そういった方はメイクの手を抜くと、やる気が出にくいといいます。
デメリット
マスクの内側に接触する部分もしっかりメイクをしていますので、メイク崩れの問題には注意しなければなりません。マスクによるメイク崩れの原因は、マスク内側の湿度の高さやマスクと肌との摩擦によるものです。せっかく、いつでもマスクを外せる状態にしておいたのに、メイクがひどく崩れてしまうと、むしろメイクを控えておいた方が良かったということになりかねません。メイクをキープしておきたい場合には、メイクキープスプレーなどの一手間はかけておくべきでしょう。
おすすめのシーン
マスクを外して打ち合わせをする可能性があるときは、フルメイクをしておくとよいかもしれません。会社に出勤しても、外部との打ち合わせはリモートで行われることが多くなりました。画面越しに見る顔は、普段と違って見えることも多いようです。オフィスによっては、リモート会議用に簡易的な個室になっているブースを設置したところもあります。個室のブースでリモート会議をする際はマスクを外すことが多いので、マスクを外しても困らないよう備えておくと良いでしょう。
見える部分だけしっかりメイク
マスクの外の見えている部分のみしっかりとメイクをするスタイルです。マスクの内側は、ほぼノーメイクの状態で、主にアイブロウと、マスカラやアイライナーといったアイメイクなどのポイントメイクに力を入れるものです。肌の大半はマスクに隠れていますから、ポイントメイクだけでもある程度メイクをしているように見えます。さらに、前髪を作るとしっかりとメイクしているように見えます。
メリット
なんといっても経済的です。ファンデーションやリップを使う量を少なくすることができるので、メイクにかける予算が大幅に減少するでしょう。また、メイクにかかる時間も減るので、朝の支度も楽になります。マスク内側のメイク崩れや、マスクにメイクがつく悩みとも無縁です。ポイントメイクに集中することで、コロナ禍前よりもメイクをするスキルが上がったという話もあるようです。
デメリット
>実はファンデーションには、肌の表面を保護する役割があります。乾燥を防ぎ、外からの刺激を緩和してくれます。そのファンデーションをつけていないので、どうしても乾燥やマスクの摩擦に肌が影響を受けがちです。UV入りファンデーションで日焼け止めを兼ねていた人は、日焼け対策も忘れがちになるでしょう。また、飲み物や食事で人から顔を見られる際に、ポイントメイクのみであることに気付かれてしまう可能性もあります。
おすすめのシーン
リモートの打ち合わせなど人に顔を見られる予定がなくて、マスクをつけっぱなしにするような仕事のときはポイントメイクのみでも充分だと考えられます。また、オフィスに女性が多い、または女性ばかりの場合は限定的なメイクを行うことにも理解が得られやすいでしょう。むしろ、ノーメイクを公言してメイク代の節約をしても楽しいかもしれません。外食はせず、弁当で食事を済ませる場合にもポイントメイクで事足りるかもしれません。
全体的に控え目メイク

アイメイクなども最低限におさえている、ノーメイクにとても近い状態です。前髪で隠れていない場合は眉毛を描き、全体はファンデーションを使用しないでUV下地程度で済ませます。少しだけ目元をはっきりさせたいときだけ、淡い色のアイライナーを入れることもあるようです。中には、完全にノーメイクで出かけるようになったという人もいるようです。
メリット
今回挙げたメイク方法の中で、いちばん楽な方法です。最低限のお手入れで済むので、朝のメイクにかける時間が減り、メイク用品を買うための費用も節約できます。時間的にも経済的にも生活に少しゆとりができたという人もいるのです。これまで、本当はメイクが好きではないのに我慢して仕方なくやっていたという人には控えめメイクは歓迎できるものでしょう。コロナ禍によるマスク着用によって、控えめメイクである大義名分を見つけられて喜んでいるという人もいるようです。メイクはビジネスマナーの一部ともいわれますが、現在ではマスクに隠れたり、人との距離が保たれていたりするので、控えめメイクでもメイクマナーをうるさく言われることが少なくなりました。
デメリット
マスクを外すことを想定していない状態なので、急なリモート会議が入ったときなどには焦ることになります。リモート会議がない予定だったので、最低限のメイクとしていたのに、突然会議の開催が決まって困ったということもあるようです。普段の職場では、人数が多いために常にマスクをしている場合が多いでしょうが、会議の場合には個室に移動してマスクを取ることもあり得ます。しかし、急な会議などで予定外に顔を見せる機会も考えられるので、メイク道具を準備しておくなど、柔軟に対応できるような準備は必要でしょう。
おすすめのシーン
控えめメイクとする場合には、他の人に一日中顔を見せる用事がないことを確認するのがおすすめです。例えば、在宅ワークで顔を見せる予定がない場合であれば、控えめメイクでも大丈夫ではないでしょうか。ただし、突発的な会議がある仕事などでは注意が必要です。メイクが必要かどうか、時と場合で判断して対応することが必要になってきています。
まとめ

マスクをつける、手指消毒をするといったような新しい生活様式にも慣れてきています。
今までビジネスマナーとしてフルメイクを必ずしていた方も、メイクを新しいやり方に切り替えることが可能です。時間やお金の使い方を考え直す良い機会になったと考えられます。ただし、見えないからといってメイクをしてはいけないわけではもちろんありません。リフレッシュを兼ねてなど、マスクに隠れることを気にせず、メイクを「楽しむ」時間をときには作るとよいでしょう。
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