コロナ禍で仕事を探す!介護職や看護職の仕事内容
目次
コロナ禍に見舞われている今、新しい仕事を探そうと考えている人も少なくないでしょう。ですが色々な職種で新しい仕事を探すのは難しくなっているのが現状です。そのような中で、人手不足が深刻化しつつある職種が介護職や看護職と言われています。介護職や看護職の中には未経験でも始められる仕事もありますので、これから仕事を始めてみたいという人は参考にしてください。
介護職・看護職に転職希望者が増加している

コロナ禍の今、注目を集めているのが介護職や看護職などの職種になります。なぜ、この職種が注目されているのでしょうか。理由としては、コロナ禍が落ち着いてからも安定して働けるということあげられます。就職先は日本全国にありますし、場所によっては寮なども完備されていますので住まいにも困りません。
介護職などは未経験で働ける場所もあるので、比較的多くの人が応募しやすい職種だと考えられています。働いているうちに資格を取らせてもらえる職場もあるため、キャリアアップも目指せる職種です。もちろん資格を最初から持っていれば、さらにキャリアアップを目指すこともできます。
看護職は病院だけではなく、介護職と同じように施設で働くこともできます。加えて日本は後期高齢者が増加しつつありますので、コロナ禍が収まっても需要のある職種と言えます。
常に人手不足が深刻化している職種であるため、就職先はたくさんあります。
介護職の仕事内容と働く場所
実際に介護職で働く場合、どういった場所で働くのでしょうか。介護職は大きく3つに分けられます。
1つ目が「入所型」と呼ばれる特別養護老人ホームやサービス付き高齢者住宅です。こちらは介護を受けなければいけない高齢者が入所している職場なので、高齢者宅に通う必要がなく、何かあれば施設内で対処できます。一人では食事や入浴などの日常生活が困難な人と接する仕事です。昼夜を問わずに働く必要があるため夜勤などもあり、シフトや交代制での職場になります。
2つ目が「通所型」です。こちらはデイサービスなどの仕事で、利用される高齢者が施設に来て、そこでお世話をする仕事となります。主に利用される高齢者の健康増進のためのリハビリなどを担当することが多いようです。
3つ目が「訪問介護」です。こちらは施設には入所していない高齢者の自宅に、職員が直接訪問するタイプとなっています。主に寝たきりの人や自分では動けない人の介護にあたる場合が多くなっています。
これら3つの共通点は高齢者と接するということです。それ以外に関しては職場によって違いますが、主に食事や入浴、排せつと言った日常生活の世話や介護が主な仕事となります。
介護と言っても担当する仕事によっては高齢者と接さない場合もあるようです。施設によっては利用される高齢者の体調ケアや施設の掃除、配膳なども入ってきます。無資格でも働ける場所もありますので、自分に合った職場を探してみるといいかもしれません。
介護職のメリット・デメリット
転職先として人気の高い介護職ですが、仕事内容、働く場所によって様々な形態があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
介護職のメリット

介護職の最大のメリットは社員として雇用されたり、キャリアを築きやすかったりするという面です。常に人手不足である介護職において、新しい人材はとても貴重なものです。そのため長く働けるようにアルバイト、パートからでも入りやすくなっています。長く働いているうちにキャリアアップも目指せますし、社員になれるチャンスもかなり大きくなるようです。慣れないうちはアルバイトやパートで働いて経験を積み、そののちに社員を目指してみるのもいいかもしれません。
実務経験の他に、過去の経験が役立つ場合があります。高齢者の物理的な介護をするだけではなく、話し相手になることもあり、資格がなくても、親身になって話をきける人はかなり貴重な存在です。
体力が必要な仕事である介護職ですが、利用者の情報をパソコンに記録したり、リハビリ計画などのケアプランの作成を行ったりすることもあります。パソコンがある程度使えれば問題はありませんし、体力に自信がない人でも事務経験があるということで、十分戦力になることができます。
介護職のデメリット
介護職のデメリットは、待遇が必ずしも良いと言えない点です。介護職が人手不足の理由はその仕事の大変さと給料が見合っていないことが大きな要因です。給料は20万~30万前後と低い数字を示しており、パートやアルバイトですと、さらに低くなります。しかし資格があれば給料が上がる場合もあり、高い役職に付けばさらに上がる可能性もあります。
無資格でも働けるということもあって給料が低く設定されていること、加えて力仕事であることもデメリットと言えるところです。女性だと高齢者を抱えてベッドから車いすへの移動など大変な作業になります。自分よりも大柄な人を相手にしたり、高齢者によっては痴呆などが入ってしまうと意思の疎通がうまく取れなかったりする場合もあります。そうなってしまうと精神面でのストレスを抱えやすくなることもあるようです。
これら以外にも通所型の介護職の場合、夜勤の仕事も入ってきますので、プライベートな時間を作ることが難しいとも言われています。土日祝日も働かねばならないため、まとまった休みを取りづらいというのが現状です。
看護職の仕事内容と働く場所
介護職と同じように転職希望が多いのが看護職です。看護職は病院や高齢者施設といった場所で働くことが多い職種です。保健師や助産師、看護師、准看護師のことを差しており、日本全国どこでも働くことができます。
看護師の場合、国が認めた国家資格を有していることが条件になるため、無資格で働くことはできません。主に病院や診療所などの医療機関で働くことが多いことが特徴です。高齢者施設などで働く場合は、高齢者の体調面を常にチェックしたりするなど、常日頃から高齢者の体調を把握することが必要になります。専門的知識が重要ですので、日々の勉強も欠かせません。
看護職のメリット・デメリット

資格があれば日本全国の病院や施設で働ける看護師ですが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
看護職のメリット
看護職の中には、準公務員という立場として国立病院などで勤務できることもあります。そのような場合は休日などがとりやすいというメリットがあるようです。高い医療技術なども扱っていますので、自身のキャリアアップにもつながります。開業医のもとで働く場合は、勤めている職場の休みに合わせて長期連休を取ることも可能です。
さらにメリットとして考えられることは、保育所を設けている病院も多くあるということです。子どもがまだ小さかったり、保育園に入れなかったりしたときなども復職することができます。
病院によっては自分が勉強したいと思う分野の勉強会やセミナーが開かれたりもしますので、キャリアアップを目指しやすくなります。日本全国どこでも病院はありますので、引っ越したりしても仕事が見つけやすいということもあります。
多少のブランクがあっても資格を生かして、就職先を見つけやすい職種です。
看護職のデメリット
看護師のデメリットとして挙げられるのは、総合病院や大型病院などでは夜勤があるということです。入院している患者の様子をチェックしたり、夜中に見回りをしたりします。
看護職に限りませんが、複雑な人間関係などや、入院している患者によってストレスを抱えやすくなるところなどが挙げられます。
命を扱うデリケートな現場であるため、慎重に働くことが求められるのかもしれません。
まとめ

コロナ禍の今、介護職も看護職も需要がかなり高くなっています。どちらも日本全国に職場があり、引っ越しなどをしても働き口が探しやすい職種だと言えるでしょう。介護職は無資格でも働けますし、職場によっては寮なども完備されています。看護職は国家資格が必要なので少しハードルが上がりますが、復職しやすい仕事だと考えられます。子どもを預けられる保育園を完備している病院もあるようです。また、病院やクリニックだけでなく高齢者施設などでも、看護師は必要とされています。どちらも人のためになるやりがいのある仕事です。コロナが落ち着いた後でも必要とされる仕事であるため、転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
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