コロナ感染したかも?と思ったら派遣先にすべき連絡
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コロナに感染したかもしれないとわかった時、適切な行動がとれますか?焦って間違った行動を起こしてしまう可能性もあるでしょう。そもそも何をすべきか全くわかっていない人もいるはずです。自分が感染したときに派遣先に迷惑をかけないためにも、どのように連絡すればいいのか、どのような場合に連絡したらいいのかを知っておきましょう。
濃厚接触者とは

濃厚接触者とは、患者(PCR陽性確定者)の感染可能期間に接触した者のうち、一定条件に当てはまる人のことを言います。
その一定条件とは以下の2つです。
- 患者と同居、あるいは長時間接触したもの
- 手で触れられる範囲内(1メートルが目安)で、必要な感染予防なしに患者と15分以上接触があったもの
症状が出ていない人の濃厚接触者も、有症者の濃厚接触者と同様の対応がなされます。
濃厚接触者の定義は絶えず変化していますので、最新の情報収集が常に必要ですが、2020年8月20日時点の定義は以上の内容です。
原則として職場の従業員が感染したり、濃厚接触者が発生したりする場合には、保健所等の指示に従います。感染が判明された場合、診断した医師によって保健所に届け出が行われますが、感染者の増加に伴い届け出は遅れていますので、感染者本人が事業者に連絡する方が早いことが多いようです。それぞれの職場や個人であらかじめ対応手順を決めておくのがいいでしょう。
コロナ感染した場合の連絡方法
コロナに感染した場合はいち早く欠勤を連絡することが重要です。まず派遣会社に連絡し、その後すぐに派遣先に報告という流れがいいでしょう。
派遣先は実際に勤務している場所のため、当日欠勤の場合はとにかく早く連絡を入れなければ迷惑がかかってしまいます。派遣先にだけ連絡を入れたら良いという訳ではなく、派遣会社にも報告することが必要です。コロナ感染の場合、普通の欠勤よりも緊急性が高いので、電話で確実に連絡しなければなりません。
派遣会社に報告をする
直接仕事する場所である派遣先への連絡はもちろん必要ですが、派遣会社にも報告しましょう。当日欠勤することで派遣元にも迷惑がかかります。もちろん派遣会社にも電話で連絡します。コロナ感染であれば派遣会社としてもやるべきことがあるため、後回しにするのではなくできるだけ早く連絡を入れるようにしてください。
また、どれだけ体調が悪くても、必ず連絡をいれるようにしてください。無断欠勤はやめましょう。
派遣先に連絡をする

派遣社員はコロナ感染にかかわらず、当日欠勤する場合は派遣先と派遣会社の両方に連絡する必要があります。実際に働いている派遣先にはいち早く知らせる必要があります。
当日欠勤の連絡方法はメールではなく、電話が良いでしょう。当日に欠勤するのであれば、確実に迅速に伝える必要があります。メールだと、相手がいつ確認できるのかわからず、緊急の内容を伝えるには不向きなためマナー違反です。欠勤の理由がコロナであれば、なおさらその緊急性は高まりますので、必ず電話で連絡するようにしてください。
また、連絡する時にただ休むという事実を伝えるだけではなく、残っている業務に関する引継ぎや状況も伝えましょう。電話でいち早く業務に関して伝えるのが難しい場合は、電話で欠勤について報告したのち、メールなどで引継ぎに関する内容を送るのが良いでしょう。
本人以外が感染しても連絡する
本人が感染していなくても、特に以下の場合は派遣会社と派遣先に連絡しましょう。
- 発熱等の症状がある場合
- 同居家族が感染した場合
- 商談相手や外勤先、同居家族以外の接触者で陽性者が出た場合
まず37.5度前後の発熱や倦怠感、息苦しさがある人はたとえそれが1日だけの場合でも、会社に報告することが望ましいです。万が一コロナに感染していた場合、無理して出勤することは会社にとっても迷惑です。会社に報告を入れて、休息を取るのがいいでしょう。
まずは最寄りの保健所等に電話で相談し、指示を待ってください。検査の結果が陽性、陰性にかかわらず、体調が回復するまでは自宅等で休息をとり、人と接触しないようにします。またコロナに感染していた場合に備え、誰と会ったか、どこへ行ったかなどを記録しておくと良いでしょう。
続いて同居家族が感染した場合、濃厚接触者と判定されたのかを派遣先と派遣会社へ連絡します。他に保健所から伝えられたことがあれば、すべて伝えるようにしてください。
最後に、商談相手や外勤先など接触者で陽性者が出た場合も、会社への連絡はしたほうが良いでしょう。少しでも陽性者と接触していた場合、感染している可能性は十分にあるため、事前に会社へ報告しておくことで会社も対策を取ることができます。
健康管理を徹底

コロナに感染しないために健康管理を徹底する必要がありますが、具体的に以下の5つに気を付けましょう。
- 通勤時や外出時のマスク着用
- 十分な睡眠
- 三密を避ける
- 手洗い・うがい・消毒
- 体調の管理
①通勤時や外出時、内勤業務時は可能な限りマスクを着用してください。マスクを付けているだけで飛沫による感染のリスクを低く抑えられます。特に会話があるときは注意が必要なため、マスクを必ず着用しましょう。
②コロナ対策に限らず、十分な睡眠をとることを意識してください。睡眠は体力維持の基本です。免疫力が落ちてしまうとウイルスに感染するリスクが高まります。
③集団感染が発生しやすいと言われている三密を確実に避けましょう。「人が密になって集まる空間」「換気が悪い場所」「不特定多数の人と接触する可能性がある場所」にはできる限り近寄らないようにしてください。大勢での飲み会やカラオケなどでは大規模なクラスターも実際に起こっています。自分だけは大丈夫と思わず、しっかりと密を避ける意識が必要です。
④手洗い、うがい、消毒はこまめに行いましょう。派遣先に到着したとき、食事の前、移動後などは特に意識して除菌してください。これらの除菌を徹底するだけで、ウイルスへの感染リスクは抑えられます。また、手を洗うときは指先まで細かく洗うことが重要なため、今までよりも丁寧に洗うように意識してみてください。
⑤自分の体調の管理は、自分でしっかり行いましょう。どれだけ徹底して感染対策していても、コロナに感染してしまうことはあります。感染してしまったときに他人にうつさないために、出勤前に体温を測り、咳等の症状はないか、だるさはないかを毎日管理しましょう。
最後に、健康管理に加えて保存食や日用品等を準備しておくこともおすすめです。一人暮らしの方などは外に出られなくなった場合、非常に困ります。最低限の物品を備えておくと、安心できると思います。
まとめ

コロナに感染してしまった場合、適切な行動を取ることが重要です。派遣先や派遣会社へ連絡しなれば、多くの人に多大なる迷惑をかけてしまいます。コロナに感染してしまうことは悪いことではないので、電話で早急に伝えるべき内容を伝えましょう。
また、自分が感染してしまったとき以外にも、濃厚接触者になってしまった場合や体がだるい場合等は会社に報告する必要があります。自分の状況や世の中の情報に気を配るようにしましょう。
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