派遣の面接の髪色はどれが正解？

転職などで新たに派遣の仕事を始めようと思った時、面接の際の髪色は決まっているのでしょうか。派遣の仕事は多岐に渡りますが、その都度に合わせて髪色を変えればよいのでしょうか。

髪色以外にも、髪型の決まりや服装の決まり、アクセサリーなど面接時に何に気を付ければよいのか気になるところです。派遣会社への面接を考えている場合や、どのような髪色や髪型で臨めばよいのか悩んでいる場合、あらかじめ正しいものを知っておくことが大切です。

派遣会社への登録・企業面談時の髪色は？

派遣会社への登録・企業との面談時で、髪色の目安は異なってきます。それぞれどのような色を目安にすればよいのか、詳しく見ていきましょう。

派遣会社に登録しに行く場合

派遣会社に登録に行く場合は、黒髪でなくても構いません。ただ、派手すぎる髪色はあまり良い印象を持ってもらえない可能性があります。おおむね7～9トーン程度の髪色であれば、問題視されないでしょう。

派遣の面接時には問題なくとも、派遣先で問題がある場合があります。茶髪でも明るすぎる茶髪や金色に近い茶髪はあまり良い印象を与えませんので、やめておいたほうが無難です。

就業先の企業と面談する場合

就業先の企業と面談する際は、髪色の目安が異なってきます。就業先の企業や仕事内容は様々で、中には一日だけの限定的な仕事や期間が設けられている仕事などもあります。これから働く会社と相性が良いのか、服装や髪色は一般常識の範囲なのかなどを見られます。

派遣のお仕事は事務仕事から携帯ショップの店員、スーパーなどの試食販売など多岐に渡ります。接客業が多いので、そうなってくると髪色が派手という理由だけでお客さんにも良い印象を持ってもらえない可能性が出てきます。

人の目につく仕事が多いので、落ち着いた色の髪色なら問題はありません。だからといって金髪やあまりにも派手すぎる髪色では接客の仕事などは難しいかもしれません。

派遣会社の面接では黒や茶色といった無難な色がよいでしょう。具体的な目安として、例えば金融系であれば5～6トーン程度の明るさであれば問題ないとされるでしょう。

派遣の面接では問題なくとも、派遣先によっては駄目な場合があります。もしくは派遣の面接時に髪色を変えられるかなどを聞かれるかもしれません。

派遣会社から出向する形で仕事をしますので、髪色は派遣会社のイメージにもつながります。イメージが悪いままでいると、契約更新されない場合や、仕事を紹介してもらえない場合などもあります。派手すぎる色であれば、派遣会社のイメージを落としてしまいますので、できることなら落ち着いた色に変えておきましょう。

黒髪にする際のポイント

派手な髪色で面接に臨んでしまうと常識のない人だという認識をされてしまう可能性があります。派遣の面接であっても見た目が重要になってきます。よほど明るい髪色でなければ問題はありませんが、常識の範囲内の髪色が面接時にはふさわしいです。

これは派遣の面接でなくても、アルバイトやパートなどの面接でも同じことが言えます。アルバイトやパートに比べれば仕事をする形態が違いますが、接客業などではみんな同じに見えています。

社会の中で決められたルールにのっとって仕事をするため、髪色が派手など常識の範囲から逸脱してしまうとあまり良い印象を持ってもらえないことがあります。

もし黒髪にしようと思った場合には、不自然な黒髪にすることなく、できれば美容院などでナチュラルな黒髪にしてもらうのが無難でしょう。派遣会社と就業先どちらにも好印象を与えられるので、おすすめです。美容院なら色が持続しやすいですし、何より綺麗に染めることができます。自分で染めても問題ありませんが、より自然に仕上げたい場合は美容院を利用したほうがよいかもしれません。

服装について

派遣会社の面接の際、服装はどうしたらよいのでしょう。服装は基本的にスーツが好ましいとされています。ただ大体の派遣会社の面接ではスーツではなくてもよいと言われます。その場合はカジュアルな服装でも問題ありません。

しかし、派遣の面接はスーツでなくても就業する企業先はスーツのほうがよいでしょう。特にオフィス系の仕事に就業される方は、スーツのほうがよいと言われています。見た目もきっちりしており、これから仕事を共にするメンバーとして社会的常識がきちんとあるという風に見られます。さらにスーツで仕事をするので、就業先への顔合わせや面接の際はスーツで行くことにしましょう。

スーツがない場合はカジュアルな服装

派遣会社の面接ではスーツでなくても問題ありません。その場合、カジュアルな服装でと言われます。

スーツがない人などはカジュアルな服装で行かれる人が多いでしょう。実際にカジュアルな服装とはいったいどんな感じなのでしょうか。

シャツ

シャツは襟付きで、前にボタンがついているタイプが好ましいです。襟がない場合はなくても大丈夫ですが、フリルがたくさんついているものや、飾りがついているものは面接には不向きなのでやめておきましょう。その際の色は白、もしくは水色がよいです。

水色も明るめではなく落ち着いた薄めの水色のほうが無難です。白や水色は清潔感があるからです。ピンクなどの明るい色のシャツもありますが、あまり良い印象を持たれません。

派遣会社の面接程度なら問題はありませんが、企業の顔合わせなどの際は白か水色のシャツで行くほうが無難です。清潔感があって爽やかな印象を持ってもらえる白か水色が好ましいのです。

パンツ

パンツはチノパンやセンタープレスが好ましいです。間違ってもジーンズは履いていかないようにしましょう。色は黒が無難です。ほかの色だと明るすぎたり、カジュアル感があまりない上にシャツと合わなかったりする場合があります。

スーツを持っている人はスーツパンツでも問題ありません。お店などで探せばチノパンなどは見つかると思いますので、スーツを持っていない人はこちらを買っておくと色々な場面で役立ってきます。

ジャケット

ジャケットは女性であればカーディガンでも問題ありません。シャツ一枚だけで行ってもよいのですが、ピシッと引き締めたい場合はジャケットもしくはカーディガンを羽織っておくとより良い印象になります。夏場などは羽織りたくないでしょうが、羽織るだけで真面目な人という印象を持ってもらえます。

ジャケットの色はこちらも黒もしくは白と言った落ち着いた色がおすすめです。冬場は黒やグレー、夏場なら白がおすすめです。特に夏場は汗をかくので、シャツに汗染みがついてしまうと不恰好になってしまいます。

カーディガンは一枚羽織っているだけで汗染みが隠せますので、重宝するものです。見た目には暖かそうな、あるいは涼しげな印象を持ってもらえます。

まとめ

派遣の面接時には特に髪色の規定はないようです。ただ派遣先によっては派手な髪色は駄目な場合や、黒髪のほうがよいという場合もありますので、できるなら黒髪か落ち着いた色の茶髪で臨むほうがよいでしょう。派遣先がアパレルなどであれば派手でも問題ありませんが、事務や接客の場合は黒や落ち着いた色のほうが安心です。

髪を染めたほうがよいのか、このままでよいのかなどわからない場合は、一度面接を受ける予定の派遣会社に問い合わせてみるとよいでしょう。地毛が明るい場合も問い合わせておいたほうが安心できます。

髪色について派遣会社での面接時に聞いてもよいでしょう。その際に服装について聞いておいてもよいかもしれません。

カジュアルな服装と言われてもわからない場合にも、事前に聞いておくと派遣会社のほうから指定してもらえるかもしれません。今後、派遣の面接を受ける予定のある人はぜひこれらのことを念頭に置いて面接に挑んでください。