残業無しで働ける派遣の仕事|特徴・内容・求人例
目次
あなたが仕事を選ぶ基準はどのような点ですか。とにかく給料が良い職場がいい人、ワークライフバランスの整った職場がいい人など様々ありますが、そんな数ある基準の中で「残業なし」という考えを持っている人もいるでしょう。特に派遣社員などは勤務時間などが決められているため、そうした傾向は強いようです。
そこで本記事では残業なし、もしくは残業が少ない職場で働きたい人向けに、おすすめの職場や残業が少ないメリット・デメリットなどを挙げていきます。
残業が少ない仕事はある

実際に仕事を探すにあたり「残業なし」の職場はあるのでしょうか。
結論から言えば、全くゼロという状態は難しいでしょう。例えば月に20日間出勤する場合、1日に5分間でも残れば、月に1時間40分の残業になります。これを完璧にゼロにするには、就業時間内に帰宅の準備を始める必要があります。ただ現代の日本において、こうしたことをすると会社に居づらくなったり、場合によっては評価を下げられたりする可能性もあります。
またいくら残業ゼロを謳っている会社であっても、繁忙期だったり人員が不足したりすると残業となる可能性もあります。
そこで考えるべきは、「残業の少ない会社」を選ぶこと。残業が100%ない会社は難しくても、残業の少ない会社はそれなりにあります。残業の少ない職場を探すことが、このような場合の最適解となるでしょう。
残業が少ない職場
では実際に残業の少ない職場とはどのようなものがあるのでしょうか。ここで紹介する仕事以外にもありますが、代表的なものは下記のとおりです。
- 医療機器メーカーでの営業
- 一般事務
- 工場での製造ラインの仕事
これらは一般的に残業の少ない仕事と言われています。本項で残業が少なくなる理由について詳しく見ていきます。
医療機器メーカーでの営業
残業が少ない会社の1つ目は、医療機器メーカーです。医療機器メーカーの取引先は一般的に病院であり、病院の営業時間には限りがあるため、必然的に残業時間が少ない傾向にあるのです。
例えば病院の診療時間が朝の10時から夜の17時だった場合、診療時間内でないと営業できません。仮に「診療時間内は診察があるので別の時間に来てください」と言われれば、指定された時間に行けばいいため、無駄に時間を使う必要がなくなります。このような理由から医療機器メーカーは残業が少ないと言われているのです。
また医療機器メーカーは、直行直帰が可能な会社が多いことも特徴です。契約本数さえ目標に届いていれば残業の必要性がないため、実質残業ゼロといった会社が多くなるのです。ここから考えるに、主な取引先の営業時間が限られている職種を狙うと、残業時間が少ない会社に当たる可能性が高くなりそうです。
一般事務

残業が少ない会社の2つ目は、一般事務職です。一般事務職の特徴としては、会社の就業時間に合わせて勤務が終了になることが多いです。これにより業種にはよるものの、残業時間は比較的短くなります。ここでいう一般事務とは、総務事務や経理事務などのアシスタント系の職種を指します。
特にメーカーの事務やインフラ系の会社の事務であれば、派遣社員以外の従業員の勤務体制に合わせられるため、ほぼ残業なしで退社できるのです。
ただ注意が必要なのは、一般事務の残業が少ないという場合、その会社の営業スタイルに依存するという点です。例えば残業が多いと言われている金融系の会社であれば、一般事務であっても残業が多い可能性があるため注意が必要です。
工場での製造ラインの仕事
残業が少ない会社の最後の3つ目は、工場などのシフト制の仕事です。工場はライン作業であることが多く、所定の位置に立ち、決められた作業を行います。終業時間とともに生産ラインがストップすると仕事ができないため、必然的に残業が少なくなるのです。
アイスや炭酸飲料など、季節的に生産ラインをストップできない場面は稀にありますが、それでも例外的です。基本的に残業は発生しにくく、土日も休みであることが多い特徴があります。
また、工場がシフト制であればさらに残業が発生しにくくなります。シフト制であれば、次のシフトの社員が必ず準備しているため、決まった時間を超えて仕事することはほとんどありません。
このように工場は残業が発生しにくい仕事と言えます。
残業が少ない職場のメリット・デメリット
残業が少ない会社は一般的には良い会社だと言われますが、派遣社員の場合、必ずしもメリットばかりではありません。家族との時間や自分の時間を大事にしたいと思い、ライフワークバランスの良い職場を選んでも、思わぬ落とし穴もあります。こうした事態にならないためにも、残業が少ないことのメリット・デメリットを両方知っておくことが重要です。それぞれを吟味して判断しましょう。
残業が少ない職場のメリット
残業が少ない会社の最大のメリットは、プライベートが充実することでしょう。9時から17時が就業時間の場合と、残業を含めて9時から20時までの就業時間の場合を比較した場合、3時間もの時間が自由になります。3時間もあれば料理を作ったり、映画やドラマを見たり、資格試験を勉強したりと、さまざまな時間の使い方ができます。家族がいる方は家族との食事を楽しんだり、一緒に出かけたりといった楽しみも増えるでしょう。
残業が多い会社の場合は、どうしても仕事中心の生活になってしまい、家での時間は「体力回復のため」となりがちです。体力に比較的余裕がある中で、自分の時間を楽しんだり、家族と過ごす時間に当てたりできる点が最大のメリットと言えそうです。
また家事育児との両立がしやすい点があります。17時に仕事が終われば、子供の食事を作ったり子供と遊んだりといった時間も十分に取れます。もちろん全てができるわけではありませんが、夫婦で協力すれば無理でもないでしょう。家事育児ができる点もメリットです。
その他、残業しないことで健康的な生活が送れることも利点となるでしょう。
残業が少ない職場のデメリット

反対に残業が少ない会社のデメリットはどのような点でしょうか。まず考えられる点は残業代がない点です。一般的な労働者の場合、残業をすれば時給の1.25倍の給料が発生します。1日や2日だけではそこまでインパクトがある数字ではありませんが、10日も20日にもなれば、その差は大きくなります。
特に自分の時間がそれほど欲しくない人や、独身で家族との時間は必要ないといった人にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
また稼げる収入が決まってしまう点もデメリットでしょう。派遣社員の場合、基本的には時給×働いた時間のため、残業がない場合はそれ以上稼げません。何かを購入したい場合やまとまったお金が必要な場合などはデメリットになります。
残業なしの仕事の求人例
■【フォークリフト】乳製品のピッキング
■給与:時給1100円〜
■必要なスキル:フォークリフト免許
■作業内容:乳製品のピッキング、仕分けとフォークリフトを操作するお仕事
■おすすめポイントを紹介:就業時間が6:00~15:00、もしくは6:30~15:30と朝早いので、朝が得意な人にはおすすめです。また残業なしの仕事なので、ワークライフバランスを整えたい人にもおすすめといえるでしょう。土日祝日休みな点も魅力的です。
まとめ

働き方改革の影響もあり、残業を是正する動きは強まってはいるものの、未だに残業が多い職場は多くあります。そうした中、上記で紹介した医療機器メーカーの営業や一般事務、工場での製造ラインの業務などは、残業なしを条件とする求職者にとって狙いたい仕事になります。
残業の少ないメリット・デメリットを考えた上で、是非応募を検討してみてはいかがでしょうか。
正社員や派遣など、厳選した様々な求人をご紹介。仕事にまつわる様々なコンテンツも発信しています。
すべてのサービスを無料でご利用いただけるため、「初めての派遣、正社員で不安」「現在就業中で悩んでいる」「相談だけしたい」という方も、まずはお気軽にご登録ください!
■無料登録はこちら
■LINE相談はこちら
ヒトサガスは1人ひとりの「働く」を応援しています。