転職活動のベストな時間帯｜仕事に支障を出さない方法

転職活動をするにあたって、日程調整をするのは大変重要です。面接の日程調整のやり方は働きながら活動するのか、退職してから活動するかによって変わってきます。ここでは転職活動の日程調整を行なうための押さえておきたいポイントをいくつかピックアップしてみました。これから転職しようと思っている人はコツを押さえて次の職場を速やかに見つけましょう。

転職の面接はできるだけ早く日程調整する

転職活動の日程は早い段階で決めておくべきです。人事担当者と応募者の1対1の面接なら日程調整はしやすいです。しかし中には、役員など複数が面接官を担当する場合もあります。その際は面接官それぞれの予定があるため、日程調整に時間のかかることも考えられます。希望日程を出しても後日スケジュールの合わない面接官が出てくると、一から日程調整をやり直さないといけません。

そこでまず面接を受けられる日程を複数提案しましょう。その中から都合のつく日時を選択してもらいましょう。そうすれば、迅速に双方納得できる日程調整ができるでしょう。

転職活動ごとのベストな時間帯

面接時間はどのように調整するか、これは転職スタイルによって押さえておきたいポイントは変わってきます。今の職場で働きながらという人もいれば、仕事を辞めてから転職活動に専念したいという人の2つのタイプに分かれます。それぞれでベストの時間帯が異なります。ここでは働きながらと退職後に転職活動する場合に分けてみていきます。

働きながら転職活動をする場合

平日に面接が行われることが多く、働きながら転職活動をする場合、平日の日中に日程を調整することになりますが、難しいこともあります。もし調整可能であれば、勤務前の早い時間帯に設定するのがおすすめです。それでも難しい場合は勤務終了後に面接時間を調整することとなります。ただしあまりに夜遅くなりすぎると面接官の負担が大きくなってしまいます。できる限り19時までの時間帯で提案をするようにしましょう。もし19時までが難しい場合は、企業によっては20時までは調整をしてくれる場合もあるので相談をしてみてください。これ以上遅い時間の調整であれば、別の空いている日程で時間調整しましょう

退職後に転職活動をする場合

退職してから面接を受けるのであれば、日程調整はしやすいでしょう。相手が面接を実施しやすい時間帯を提示できます。まず面接日はできるだけ早めに設定しましょう。退職していると転職活動に専念でき、複数の会社に応募できます。できるだけ早く面接日を決めたほうが、ほかの会社の採用試験との日程調整もしやすいでしょう。

また時間帯は日中に指定するのがおすすめです。日中であれば、先方のオフィスも勤務時間中となり、将来同僚になりうる社員はどんな人が多いか、職場の雰囲気はどうかなど就業後の働き方をシミュレーションできるからです。

転職面接の日程調整のポイント

転職活動時の面接試験ですが、日程調整するのは場合によって難しいこともあります。そこで面接の日程調整で押さえておきたい点を以下にまとめました。面接日を決めるにあたり、できるだけ早めに日程を決めること、日時の候補は複数提示する、土日は原則避けることなどを意識して日程調整を進めましょう。仕事をしながら面接を受ける場合、自分で日程調整するのは厳しいでしょう。その場合、エージェントを介して日程調整するのがおすすめです。それぞれについて詳しく解説します。

忙しい人はエージェント経由での日程調整がおすすめ

転職面接のスケジュール調整をスムーズに進めたれば、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントを利用すれば、キャリアコンサルタントの方で先方とスケジュール調整してくれるからです。転職エージェントが交渉すれば、こちらの希望が通りやすいというメリットがあります。

自分で先方と調整すると、提示された面接日程に対してなかなか自分の要望を言いにくいということもあります。一方エージェントを間に挟むことで、要望を伝えやすくなります。特に仕事をしながら転職面接を受ける場合、時間に制約もあるでしょうからエージェントの利用も一つの手です。

指定日時は複数・幅広く提示する

転職面接の日時調整をする際、希望日時は複数提案しましょう。先方にも都合があるため、こちらの指定する日程では面接できないかもしれません。面接のために先方に時間を割いてもらう、相手のことも考えて複数の日時を提案しましょう。

転職面接の日程調整をする際には、少なくとも3つの日時を提示するように心がけましょう。相手の都合がつきやすいように日中や夕方など異なる時間帯の候補を提案するのがいいでしょう。定時後でないと面接を受けるのは厳しい場合は、夜の時間帯の提示でも構いません。ただし遅くても19時開始で提案するようにしましょう。

日程は早いほうが良い

面接においてスピード感は大変重要です。転職面接の日程は、応募してからできるだけ近い日程で提示するように心がけましょう。あまりに遠い日程を提案してしまうと、「ウチに入社する気はあるのか？」と面接官に熱意を疑われてしまうからです。目安は応募したその週、少なくても翌週までをめどにして日程調整を進めましょう。

例えば月曜日に面接に関する連絡を受けた場合は、できるだけ翌週には持ち越さず、その週の金曜日前後で間の空いているスケジュールを提案しましょう。

面接の日程は原則土日を避ける

転職面接の日程調節で土日は原則避けるものだと考えておきましょう。多くの会社が土日は休日となっています。土日に面接日をすることは、人事担当者に休日出勤を強いることになってしまいます。先方にできるだけ迷惑をかけないためには、平日で日程調整することです。特に複数の面接官が参加する面接では、日程調整に限りがあります。この場合、平日の業務時間内で調整するように要望されることも少なくありません。

大手企業の中には土日に会社説明会を実施して、並行して面接を実施しているところもあります。しかし基本的に土日には採用試験は行わないものと考えましょう。一方で応募者の都合にも配慮して土日でも面接試験は可能としている企業もあります。業種によっては土日に営業している場合もあります。土日でないと都合がつかない場合には相談してみるといいでしょう。

まとめ

転職面接の日程調整のポイントについて紹介しました。日程調整をするにあたり、自分の予定ばかり考えてしまう人も多いようです。ただ面接試験は先方あってのものだということを覚えておきましょう。面接官に負担のかからない曜日や時間帯を意識して、複数の候補を提示して先方に選んでもらいましょう。自分で調整するのが難しければ、転職エージェントを利用することも検討しましょう。コンサルタントが代理人として採用担当と日程調整してくれるのでわがままもいろいろと言うことができます。