正社員を辞めたいと思ったら!副業解禁の時代に新しい働き方を
目次
正規雇用である正社員には、非正規雇用の派遣やアルバイトに比べ多くのメリットがあります。
しかし、近年では正社員ではなく、あえて派遣と副業で働く方が増えてきました。
事実、大手をはじめ多くの企業が副業を解禁する動きが加速しています。
正社員を辞めたいと考えているのなら、これからの時代に向けた新たな働き方も選択肢に加えてみませんか?
正社員としての働き方は主流ではなくなっている

テレワークの導入を始める企業が増え、正社員として働いていた方は自由に使える時間が増えました。
通勤や退勤時間のロスがなく、時間を有意義に使えるため、副業を始めようとする方も増えたのです。
近年では、より自由度の高い働き方のできる派遣社員を選ぶ方も増えてきました。派遣だけでも十分稼げますが、さらに高収入を得るために、派遣+副業のような形で働く方も増加しています。
「正社員のまま働いたほうが稼げるのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、派遣+副業で今まで以上の収入を得ている方はたくさんいます。
副業を解禁する企業も増えており、これからはますます派遣+副業の働き方が注目されると考えられます。
正社員のメリット・デメリット
非正規雇用で働いている方の中には、正社員を目指して頑張っている方もいます。
正社員を目指す理由は、それだけのメリットがあるからです。雇用や収入の安定、転職に有利、手厚い福利厚生などが代表的なメリットです。
一方、デメリットがあることも覚えておきましょう。
正社員として働くデメリットとしては、異動や転勤がある、必ずしも高収入ではない、やりたくない仕事を任せられることがある、などです。
正社員のメリット
正社員として働くメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 雇用や収入が安定する
- ボーナスや退職金がある
- 福利厚生が手厚い
- 責任ある仕事を任せられる
- 出世して社会的ステータスを高められる
- 転職で有利になる可能性がある
正社員は、月給で給料が保証されていることが多いため、収入が安定します。
仕事がなく暇だったとしても、会社は社員を養う義務があるため、給料を支払わなくてはなりません。
また、退職金やボーナスがあるのも大きなメリットです。
正式な組織の一員であるため、責任ある仕事も任せられます。
責任を伴う仕事で結果を出せば、出世して社会的ステータスも高められるでしょう。
また、正社員として働いていたことは履歴書や職務経歴書などに記載できるため、転職時に有利となる可能性があります。
重要な業務を担っていた人材だと評価されやすく、転職後すぐ重要なポジションに就けてもらえるかもしれません。
正社員のデメリット

いくつものメリットがあるのは事実ですが、デメリットがあるのもまた事実です。
以下にまとめました。
- 異動や転勤がある
- 必ずしも高収入ではない
- やりたくない仕事もしなければならない
- 仕事に責任が伴う
- 勤務時間が長くなることがある
- 休日出勤を求められる
正社員である以上、異動や転勤の辞令を受ける可能性があります。
基本的に、正社員なら異動や転勤の辞令を断ることはできず、住み慣れた街を出て行かねばならないこともあるのです。
また、正社員の収入は安定していますが、時給換算するとそれほど高くないケースも珍しくありません。場合によっては、派遣社員のほうが高い時給で働いていることもあります。
会社からの命令であればやりたくない仕事もせねばならず、どのような業務にも組織の一員としての責任が伴います。人によっては、それをプレッシャーに感じてしまうかもしれません。
残業で勤務時間が長くなり、休日出勤を求められプライベートを犠牲にしなければならないこともあります。
副業解禁に伴う新しい働き方
かつては、社員の副業を禁止する企業が多くを占めていました。
本業に悪影響を及ぼす、といった理由で副業を禁止していたところが多かったのですが、近年ではさまざまな企業が副業の解禁に踏み切りました。
経営環境や労働者の働き方などがどんどん変化しているため、企業も変わろうとしています。
また、労働者も正規雇用にこだわらず、派遣+副業の働き方へシフトする方が増えています。
今後も、この流れはさらに加速化するかもしれません。
正社員を辞める前にしておくべきこと
勢いやその場のノリだけで正社員を辞めてしまうと、後悔してしまう可能性があります。
収入が途絶えてしまい、日々の生活にも困ってしまうかもしれないからです。
そのようなことにならないよう、あらかじめお金を蓄えておく、もうひとつの収入源を作っておくことをおすすめします。
また、資格を取得することで、活躍できる職場を増やせます。正社員で金銭的に余裕があるうちに、資格取得にチャレンジしましょう。資格があれば、副業の選択肢も増えます。専門的なスキルを身につけるのもおすすめです。
正社員を辞めたあとに、専門スキルを身につけるための勉強に時間を費やす手もありますが、そのあいだは収入が途絶えてしまいます。
できれば、正社員として組織に属しているうちにスキルを身につけたほうがよいでしょう。
「派遣による収入」と「趣味による収入」の働き方

収入源は必要ですが、正社員である必要はありません。
派遣+副業なら、正社員時代よりもさらに高収入を得られる可能性があります。
現在では、働き方改革により同一労働同一賃金の施策がスタートし、派遣社員も正社員並みの給料が得られます。
そのため、派遣の仕事を柱とし、趣味の副業で稼ぐ働き方も十分可能なのです。
趣味を副業としたい場合、まず自分に何ができるかを考えてみましょう。
たとえば、文章を書くことが得意、もしくは好きなら、在宅でライティングやブログ、アフィリエイトなどの副業ができます。
タイピングに自信があるのなら、データ入力の仕事もできるでしょう。在宅でできる副業は、クラウドソーシングサイトで見つけられます。
さまざまな案件で募集が行われているため、自分にできそうなもの、趣味を活かせそうなお仕事を見つけてみましょう。
また、副業で副収入を得るのなら、ライフスタイルに合わせた仕事でなくては長続きしません。
派遣社員として働く自身のライフスタイルを振り返り、ムリなく続けられそうな副業を見つけましょう。
副業の注意点
副業をするうえで忘れてはならないことが、税金です。
副業で得た所得が1年で20万円を超えるようなら、確定申告をして税金を納めなくてはなりません。
確定申告をせず放置してしまうと、税務調査が入ったときに延滞税や加算税の納税を科せられるおそれがあるため注意が必要です。
税金以外の注意点としては、ムリをしないことが挙げられます。
派遣として働きながら副業を続ける場合、最初のうちは体が慣れずに疲労も溜まります。
体調を崩してしまい、派遣の仕事に影響を及ぼすかもしれません。
派遣と副業、どちらも月給で給料が保証されるわけではないため、体を壊して働けなくなると収入が途絶えてしまいます。
日ごろから体調管理を徹底し、ムリをしすぎないよう気をつけてください。
まとめ
今後は、正社員にこだわらず派遣+副業で働く方がさらに増えるかもしれません。
派遣+副業なら、正社員のように組織へ縛り付けられることもなく、比較的自由な働き方も可能です。
正社員を本気で辞めたいと考えているのなら、派遣+副業の新たな働き方にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
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