コロナ禍で在宅ワークに転職!メリットとデメリット
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コロナ禍によってニューノーマルという言葉が聞かれるようになりました。新しい生活様式の中で、近年注目されているのがリモートワークやテレワークと呼ばれる勤務スタイルです。会社に出勤するのではなく、在宅で仕事をする選択肢ができ、地方移住を検討する人も増えてきています。ただし在宅ワークにはメリットとデメリットの両面があることも理解しましょう。
コロナ禍で会社選択の幅が広がる
新型コロナウイルスの流行によって、感染対策としてできるだけ人と接触しない生活様式が推奨されています。その中で注目されているのが、在宅ワークです。会社に出勤するのではなく、自宅で仕事をする方式です。今ではインターネットが普及しているので、Web会議などでもコミュニケーションが取れるようになりました。このため広い業種で在宅ワークも可能です。
在宅ワークが可能になったことで、日本全国どこでも就職ができるかもしれません。それまでは出勤が前提だったので、通える範囲で就職先を見つけなければならなくなりました。しかし在宅ワークがベースになれば、毎日出勤する必要がありません。ですから通勤可能な範囲外の会社で勤務することも可能です。
そこで注目を集めているのが、地方移住です。都会ではなく、自然豊かな地方でのびのび暮らしたいと思っている人も少なくありません。
コロナ禍で地方移住して在宅ワークしている方が増えている

コロナ禍によって在宅ワークが推奨されるようになっている現在、地方在住を検討している人も増えてきています。とあるところがアンケートを行い「地域で働きながら都内の働きたい企業で働ける選択肢がある場合、働き方を変えたいか?」という設問に対し、実に71%の人が「そう思う」と答えています。
その内訳を見てみると、「地方に住んでいる人が都内の企業に転職したい」「東京に住んでいるけれども今の仕事を継続しながら、地方に移住したい」がそれぞれ6割でした。リモートワークが注目されたことで、今まではできなかった暮らし方の選択肢が出てきた結果と見られています。
これまでは出勤が前提だったので、地方で暮らしながら都内の企業で働くのは難しいことでした。しかしリモートワークが可能になれば、テレワークで世界とはつながっているけれども好きな場所で勤務・生活できるようになるでしょう。地方は都内と比較して物価が安いです。また自然な豊かな地域も多く、子育てしやすいという強みも持っています。仕事面でマイナスにならないのなら、地方移住したいというわけです。
在宅ワークに転職するメリット

在宅ワークに転職することで、いろいろなメリットが期待できます。通勤可能かどうかという地理的な条件が撤廃されるというメリットが非常に大きいです。在宅で勤務するのであれば、どこで仕事をしてもかまいません。つまりどの会社に就職するか、選択肢の幅が広がるわけです。日本全国はもちろんのこと、語学力があれば世界中で勤務先を求められます。
在宅ワークの場合、自宅にて自分一人で勤務する形になります。ということは、周りの人間に気を遣う必要がありません。転職を希望する人も少なからずいますが、その理由を見ると職場の人間関係という人も少なくありません。この問題が在宅ワークによって解決するかもしれません。
会社選択の幅が広がる
在宅ワークの場合、自宅で勤務する形になるので勤務先の会社がどこにあっても問題ありません。フルリモートで勤務するのであれば、北海道から沖縄の会社に勤務することも可能です。このように場所関係なく、日本中の会社を就職先の選択肢に入れられます。選択肢が広がることで、自分にとってより理想に近い職場が見つかりやすくなります。
在宅ワークにすれば、会社に出勤の必要がありません。そのため、通勤時間が省けるのもメリットの一つです。例えば今まで通勤で片道30分かかっていたとすれば、在宅ワークに切り替えることで1日1時間の時間節約ができます。通勤時間を仕事の時間に充てれば、より効率的に作業できます。
人間関係の煩わしさがない
在宅ワークの場合、基本自宅で作業する形になります。そのため、職場の人間関係に煩わされる心配もなくなるのもメリットといえます。転職理由を見てみると、職場の人間関係を挙げる人も少なくありません。もし職場の人と関わるのに疲れているのであれば、在宅ワークができる仕事に転職するのも一つの方法です。
職場の人間関係の中でも、職場の飲み会が嫌という人もいるでしょう。在宅でリモートワークをしていれば、飲み会に参加することもなくなります。上司などから面と向かって飲み会に誘われると、嫌でもなかなか断りにくいです。しかしリモートならメールなどで誘いがこれば、面と向かって誘われるよりも断りやすいのではないでしょうか。またそもそも遠方であれば、飲み会に誘われること自体もないでしょう。
在宅ワークに転職するデメリット
在宅ワークに切り替えることでメリットのある半面、デメリットもあります。在宅ワークに興味を持っているのであれば、デメリットもしっかり理解しておきたいところです。
在宅ワークのデメリットとして大きいのは、面と向かったコミュニケーションの取れない点が挙げられます。人によっては、この部分に不自由さを感じるでしょう。職場の雰囲気が在宅だとなかなか把握できません。これから転職する場合、新しい職場になかなか馴染めないことも十分考えられます。
またそばに同僚や上司がいないので、何か分からないことがあってもすぐに確認できないのもデメリットかもしれません。分からないことが多く連絡を取ることが増えれば、逆に作業効率が下がってしまう恐れもあります。
職場の雰囲気になれない

在宅ワークのデメリットとして、職場になかなか馴染めない可能性のある点が挙げられます。会社にはそれぞれ社風があります。会社の雰囲気を肌で感じるには、実際に出社してみないと分からないところがあります。しかし在宅でずっと自宅で仕事をしていると、なかなかその雰囲気をつかむのが難しいかもしれません。
転職理由の中で、「前の職場の社風に馴染めなかったから」というケースも少なくありません。会社に馴染めないと、結局在宅ワークでも長続きせずに辞めてしまう恐れもあるでしょう。できうる限り頻繁にコミュニケーションをとって、自分から職場に溶け込む努力も必要です。
分からないことがすぐに聞けない
在宅ワークになると社内でのコミュニケーションはメールやチャットが基本になるでしょう。しかし文字だけでコミュニケーションをとると、なかなか相手に理解してもらえなかったり、誤解が生じやすかったりします。このため、先輩や上司などに質問しにくいところがデメリットです。
文字だけのコミュニケーションだけだと、自分の思っていることがうまく伝わらないこともあります。このため対面ならすぐに分かるようなことでも、何度もメールのやり取りをしないといけなくなるなど、逆に非効率になってしまうかもしれません。
まとめ

ニュースやワイドショーなどでも、リモートワークになって地方移住した人のケースが紹介されています。都会の喧騒を離れ、自然豊かな地方でのびのび暮らしたいと思っている人もいるでしょう。新型コロナの収束状況によっては、今後ますますリモートワークが推奨される可能性が高いです。ただしコミュニケーションが難しいなどのデメリットもあるので、十分な対策も必要です。
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