週休2日の派遣の仕事｜特徴・内容・求人例

週休2日の派遣の仕事してみたいけれど、迷っているかもしれません。そのような人は、週休2日の意味をしっかり理解し、内容を確認しておく必要があります。

その上で、どのような求人例があるのかも見て、自分に合った仕事を探してみましょう。　その参考になる情報をこれから紹介するので、しっかりチェックしてください。

週休2日の本当の意味

週休2日といった場合、正確な意味があります。週休2日にも週休2日と完全週休2日の二種類あり、それぞれ意味が違います。

週休2日は、2日休める週が月に1回以上あることです。1回以上ですから、すべての週が休み1日以下でなければ、何週でもいいのです。したがって、少ない場合は月に1週だけ2日休み、多い場合は3～4週間休みが2日というケースもあります。すべては各企業や店舗の裁量に任されているので、定まったルールがあるわけではありません。

週休2日に対して、完全週休2日という言葉もありますが、これは毎週、つまりすべての週に休みが2日あるということです。そのために「完全」という言葉が添えられています。

派遣で仕事に応募する場合は、週休2日制なのか完全週休2日制のどちらかをよく確かめたうえで申し込みをしてください。よく確認せずに応募すると、自分の希望と異なることになり、後悔するかもしれません。

週休2日の多い仕事

週休2日制を採用している企業の種類を見ておきましょう。

まず繁忙月は週の休みが1日で、繁忙期ではない時期は休みが2日になっている企業があります。販売職、工場などの場合です。これらの職場では、繁忙期と閑散期に従業員の業務量が大きく変わるので、休日にも差をつけています。

日曜日は毎週休みで、それ以外の特定の週に定休日があるという企業やお店（飲食店などによくある）もあります。そのような職場では、完全週休2日制ではなく、その定休日に従業員を休ませる週休2日制を採用していることが多いです。

年に2回、週休1日となっている企業もあります。全体会議のために特定の土曜日だけ出勤を命じられる場合などです。これだと完全週休2日制に似ていますが、たとえ年に2回でも週休1日の週があれば、週休2日制ということになります。

週休2日のメリット・デメリット

週休2日制にはどのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。少し考えると、完全週休2日制の方がメリットはあるようにも思えますが、週休2日にもいいことがあります。

たとえば、1日当たりの労働時間が短縮される、週5日ではこなしきれない業務を完了できる、平日に休みが取りやすいなどです。それぞれのケースについて解説していきますが、週休2日制だと完全週休2日制よりメリットが少なく思う人もいるでしょう。しかし、メリットが少ないと決まっているわけではなく、しっかりと存在します。

その一方で、デメリットについても考えておかなければいけません。そのデメリットとして一番大きいのは、休日が少なくなることでしょう。休みが多い方がいいという人にとっては、気になる点です。

そのほかにも、週休2日制といっても幅があります。どの程度の週が2日休みになっているのかよく確認しておかないと、ライフスタイルにも影響が出るでしょう。

週休2日のメリット

まず週休2日制のメリットからですが、1日当たりの労働時間が短縮される場合があります。労働基準法の取り決めでは、労働時間は1日8時間、週40時間までとなっています。したがって、週休2日制で週6日働くことになった場合、労働時間がその6日に配分され、1日当たりについては短くなるのです。　

労働時間の取り決めがあっても残業ということも考えられます。ただし、派遣の場合は、残業がないことが多いので、このように週40時間という労働時間の決まりにより、日々の労働時間が少なくなります。

また、業務が多い場合、週5日だけでは終わりきらない場合があります。終えきれない時は週に6日働く方が、最後まで業務を行いやすくなるでしょう。

完全週休2日制を採用している企業の場合、土日が休みというケースもかなりあります。それに対して、週休2日制の企業では、土日が忙しく、かきいれ時になっているケースもあります。その分土日には休みにくいですが、平日に休日が取りやすいです。個人個人で事情は違うでしょうが、土日よりも平日が休みの方がいい人もいますから、週休2日はメリットとなるでしょう。

週休2日のデメリット

続いて、週休2日制のデメリットですが、休みが少ないことです。完全週休2日制の場合、それ以外の祝日休みや年末年始の休みを含めると、その分休日日数が増えます。時には祝日休みや年末年始の休みが一部削られるケースもありますが、毎週確実に2日間休みが取れるというのは大きいです。

一方、週休2日制の場合は、状況によって違う部分はありますが、1週間に休みが1日という場合も多く、のんびりしていられません。1週間に2日休みがある週はいいですが、違う週はあまり落ち着かないかもしれません。

週に1日の休みだと、疲れも取りにくいでしょう。疲労を引きずったまますぐに次の出勤日となるかもしれません。精神的にもきつい部分があるでしょう。

また、週休2日といっても、どの程度の週の休みが1日なのか2日なのかは、企業や業種ごとに違います。本当に休みが少ないところもあれば、完全週休2日に近いところもあります。そのために、ただ週休2日という求人情報を見ただけでは、見分けが付きません。後悔することにもなりかねないので、応募時には注意してください。

週休2日の仕事に向いている方の特徴

週休2日制のメリットとデメリットを見てみましたが、どのような人が週休2日の仕事に向いているか考えてみましょう。向いているのは、プライベートの時間をしっかり確保したい人、仕事による体力の消耗を抑えたい人などです。

週休2日制では、1日当たりの労働時間が短縮するという話をしましたが、労働時間が短くなれば、余分な時間を自由に使いやすくなり、プライベートなことに費やすことができます。家族と過ごす、趣味にいそしむ、ゆったりテレビを見る、ゲームをする、寝るなど何にでも時間を使えるはずです。自由な時間を過ごしたい人に週休2日の仕事はちょうど合っています。

同様に労働時間が短くなれば、体力の消耗も抑えられます。体力や健康に自信がない人などには、このメリットがとてもありがたいことでしょう。

週休2日の仕事の求人例

週休2日の派遣の求人例をいくつか紹介するので、自分にもできそうだと思ったらチャレンジしてみてください。

最初の求人例は、福島県伊達市霊山町で、製品をパレットに積み下ろしする仕事です。時給は1,200円で、仕事環境は職場見学で把握できます。休みは希望シフトの週休2日制で、希望を伝えれば、シフトを考慮してもらえます。

次も福島県伊達市霊山町の仕事です。仕事内容は、ジュースやお菓子などの製造ラインでの作業となります。未経験でもできる仕事で、時給は1,200円～です。社会保険も完備し、交通費支給もあり、有給休暇も取得でき、好条件です。

三番目は福島県双葉郡浪江町の仕事で、仕事内容は製品受発注に伴うデータ入力、電話対応、来客対応などで、時給は1,400円～となっています。休みはシフト制による週休2日で、ゴールデンウィーク、夏季休暇、年末年始休暇もあります。

まとめ

週休2日の派遣の仕事がいいと思っている人も多いでしょう。しかし、週休2日の正しい意味を理解し、そのメリットとデメリットも理解しておかなければいけません。理解が十分でないと、後悔することにもなるので、しっかり確認をしておく必要があります。そのうえで、求人情報をよく見ながら、自分に合った仕事を探してください。