在宅OKの派遣の仕事はある?
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コロナ禍の今、仕事が減ってしまった方や会社自体がなくなってしまった方も多く、求職や転職を考えている方も多いと存じます。しかし日に日に感染者数は増えていて、転職をするにも面接や会社見学なども難しい環境です。
派遣社員として働くとしても面談や会社見学はあるからと二の足を踏みがちです。そこで在宅の仕事は派遣にあるのか?あるとしたらどんな仕事なのかを見ていきます。
派遣社員でも在宅勤務はできる

派遣社員でもできるのかと驚いた方も多いかもしれません。
四月の緊急事態宣言の際は、派遣社員と正社員で対応が違う、在宅勤務ができるのは正社員のみといわれたなど社会的な問題が取り沙汰されていましたが、実際は派遣社員でも在宅勤務に切り替えることは可能です。
ただし、正社員と違い派遣社員は実際に勤務している会社に雇われているわけではなく、派遣元に雇われているため派遣会社と十分に話し合い相談する必要があります。具体的には、派遣元と契約している「勤務時間」「就業場所」「業務内容」等についての変更が必要になってくるからです。
しかし最近では政府がリモートワークを推奨していることもあり、最初から在宅勤務の派遣案件や在宅勤務の仕事を強みにした派遣元も増えてきているので、最初からそういった求人を狙うのも良いでしょう。
派遣で在宅OKの仕事例5つ
実際にどんな求人があるのか、見てみましょう。
データ入力

データ入力の実際の仕事内容は、紙の資料な音声の資料をパソコンに打ち込んでいく単純データ入力と呼ばれる業務と、インターネットで検索などを行ったり、写真をインターネットから探し、貼り付けなどを行うコピー&ペーストが必要になる業務があります。
単純データ入力だと必要なスキルはタイピングスキルのみなので、初心者の方にも始めやすいお仕事です。コピー&ペーストが必要な業務も、覚えてしまえばそこまで大変ではないので、まずは単純データ入力を行い、慣れてきたら他のタイプのデータ入力に挑戦してみるのも良いでしょう。
エンジニア・プログラマー
エンジニアは、クライアントへのヒアリングから始まり、クライアントの希望するシステムの基本設計と詳細の設定をし、実際にテストをします。つまりシステムについて、全体的な設計をする仕事です。プログラマーは、エンジニアの設計した仕様書に従い、プログラミング言語を用いてプログラムを組み、実際のシステム開発を行う仕事です。プログラミングはスマートフォンや家電にも使われています。パソコンへの深い知識が必要となります。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは誰しも利用したことがあると思いますが、製品等に関する疑問やクレームをお客さまから電話やメールで承り、使い方や対処法を案内する仕事です。お客様の満足度を高めることが仕事の目的なので、コミュニケーション能力やクレームへの対応力が必要となります。また、一日にたくさんの電話やメールに対処しなくてはならないため、一つ一つ素早く正確に処理する能力が必要になります。
セールスサポート
実際の業務内容は、市場の情報収集や分析、提案などをする営業職の型のサポートになります。また、イベントの運営やお客様の満足度を上げるための企画を考え立案し実行するので営業の経験がある方に向いています。他にも見積書や請求書の作成なども担当するので、Excelやデータ入力もこなせると良いでしょう。
Webマーケティング
Webマーケティングの業務は、Webサイトに広告などを使ってユーザーを集め、購入や問い合わせを促進して企業の業績を上げる施策を行うことが主となります。商品やサービスを理解したうえで、どういったユーザーをターゲットとするかを考え、数ある手法の中から的確に施策を考え、実行する能力が必要となります。
広告などの集客方法が目に付きやすいですが、近年ではより自然な形で集客をするために、TwitterやFacebookなどのSNSを活用したマーケティングを行うこともあります。
派遣の在宅勤務のメリット
派遣の在宅勤務には、さまざまなメリットがあります、子育て中の方やご自宅に要介護の方がいるなど、家庭の事情と仕事のバランスを上手く取りたい方におすすめです。
プライベートの時間を確保できる

在宅勤務にすると、今まで通勤で使っていた時間がまるまるプライベートの時間になります。通勤時間は侮れないもの。通勤時間の平均は往復で1.19時間、つまり71.4分ですが、朝の忙しい時間に35分もプライベートな時間が増えます。35分あればゆっくり朝食をとることも身支度を済ませることもできます。
通勤による肉体的・精神的負担が減る
通勤時間が長い人ほど精神を病むというデータも存在します。拘束時間が減ることにより、心にゆとりができ気持ちよく過ごせるでしょう。また、仕事帰りの一杯や苦手な上司との飲み会もおのずと減るので気持ちが楽になり、リラックスすることで身体的にも負担が減るといえるでしょう。
仕事と家事・育児・介護を両立できる
これまで仕事をするには子供を保育園に連れていき、帰ったら日中できなかった子供の相手をしつつ家事をして忙しいお母さんも、両親の介護を理由になかなか仕事ができなかった方々も、在宅勤務だと家にいることができるので両立できます。子供と一緒にご飯が食べられるのもうれしいポイントですよ。
家賃を抑えられる
通勤が必須だと、東京で仕事をするには高いお金をだして東京で部屋を借りるか、通勤時間が長いのを承知で近郊の神奈川や千葉で部屋を探すかを天秤にかけなくてはいけませんでした。
通勤時間が長いと心身ともに負担が大きいですが、在宅勤務であれば通勤時間がないのでそういった心配もありません。また、通勤時間を考えずに済む場所を選べるので、家賃が安いけど職場から離れているといったエリアにも気軽に住めるようになるので、家賃を抑えることもできます。
派遣の在宅勤務の注意点
さまざまなメリットのある派遣の在宅勤務ですが、注意点もあります。働く前に、在宅勤務ができる環境であるか、以下の点を踏まえて確認してみましょう。
PCなど作業環境の確認
勤務先企業では企業のパソコンを使うことができますが、場合によっては自分のパソコンが必要になることもあります。また、自分のパソコンのOSやソフトが必要な状態に対応しているか、Wi-Fiの状態なども確認が必要になります。
一度自分の家のパソコンとWi-Fiの状況を確認したうえで在宅勤務を検討するとよいでしょう。
セキュリティ対策の実施
万が一、企業の情報や顧客の個人情報が外部に漏れないためにも万全のセキュリティ対策が必要になります。また、他の社員との報連相はインターネットを通じてやり取りするため、しっかりとパスワードで管理するWi-Fiなどが必要になります。ウイルスの入ったメールやインターネットサイトなどにも気を付ける必要があります。
業務上のコミュニケーションを工夫する

在宅勤務では通勤していると違い、しっかりと仕事をしているのか上司から見て分りにくい点も問題です。仕事の進歩状況など、普段よりもしっかりと報連相することが大事だといえます。
また、疑問点や連絡もメールのみだと伝わっているのか分からず困ることもあるでしょう。通勤時と違い軽く雑談する事もないため、zoomやスカイプ等を使い、定期的に音声でも連絡を取り合うようにできるとパフォーマンスも変わってきます。
まとめ
派遣の在宅勤務は未だ前例の少ないことで、改善点や注意点、気を付けることなど課題はたくさんありますが、通勤時に比べるとメリットはたくさんあります。家族との時間もとれる在宅勤務は、これから多くの企業で新しい働き方として主流になっていくでしょう。
これから先、さらにたくさんの種類の在宅派遣の求人が出てくると思われます。まずは自宅のインターネット環境を見直し、自分が在宅勤務でやりたい仕事に必要なスキルを身に着けて転職活動に望みましょう。
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