コロナのリスクを抑えて派遣で働くためのポイント
目次
コロナ感染のリスクを最大限抑える方法を留意しながら働くことは、自分や周囲の人の健康を守り、感染拡大防止にも繋がります。
新型コロナウイルス感染対策のため、リモートワークの導入などが進められています。
しかし、業務上どうしても対面でのコミュニケーションを取らざるを得ない状況もあります。
接客や製造業をはじめとした派遣のお仕事や業務内容によっては、常に感染のリスクに晒されながら働かなければいけない時もあります。
派遣のお仕事でコロナ感染のリスクを抑えながら働くポイントを、しっかりと頭に入れておきましょう。
コロナ感染を抑えて働くためのポイント
感染のリスクを最小限に抑えるために、厚生労働省が労使団体へ職場における新型コロナウイルス感染症への感染予防や健康管理の強化について、配慮を徹底するよう協力要請を行いました。
派遣として働く場合も、新型コロナ感染リスクをなるべく避けるために職場環境下でも新しい生活様式に沿って行動する対策を取ることが大切です。
感染リスクを抑えるためのポイントは下記の4点です。
- 身体的距離を空ける
- 毎日健康状態を確認する
- 過度な労働をしない
- 人となるべく接しない
また万が一、職場の中で感染者が出た時に感染拡大させないためにも、「自分は大丈夫だろう」「少しくらい手を抜いても構わないだろう」などと思わず、自ら率先して感染対策を行いましょう。
身体的距離を空ける

まず一つ目は、人と接する時は2m以上間隔を空けることを心がけましょう。互いに腕を伸ばして届くくらいの距離を目安にすると分かりやすいでしょう。
これは、新型コロナウイルス感染対策として、頻繁に耳にするようになった「ソーシャルディスタンス」に基づいています。
新型コロナウイルスの主な感染経路としては、飛沫感染が挙げられます。陽性者の飛沫を吸い込んでしまうことで感染します。くしゃみをすると3m、咳をすると2mも飛沫が到達するとされています。
職場で人と接する時は必ず2m以上間隔を空け、2mが難しい場合は、最低でも1mは間隔を取るように、1m未満での接触にならないように気をつけましょう。
事前に距離を測っておき、誰でも分かりやすい目印を作っておけば、職場の全員が意識して身体的距離を空けることができます。
また、従業員同士で会話をする時は、可能な限り向き合って話すことを避けましょう。
毎日健康状態を確認する
毎日、出勤前には体温を測ることを徹底しましょう。
37.5度以上の発熱がある場合は、新型コロナウイルス感染症状の一つとされています。
体がしんどくないとしても、少し頑張れば動ける状態でも必ず職場に連絡を入れ、休みを取るようにします。
新型コロナウイルスは、無症状に近く、感染の自覚がない人も大勢いると言われています。平熱より1度以上体温が高いというような少しの体調の変化があった場合も、上司などに相談し、指示を仰ぐことを心がけましょう。
また、発熱以外の体調不良がある場合も同じです。自分の体の状態は自分が一番理解できます。
出社前には自分の健康状態をしっかり確認する習慣をつけることで、感染拡大を防ぐ事にも繋がります。
過度な労働をしない

過度な労働が続き、疲労やストレスが蓄積していくと、体の免疫力を下げてしまいます。
疲労が溜まると、自律神経が乱れやすくなり、体の中に入ってきた外敵を攻撃してくれる白血球にも悪影響が及び、免疫力が下がると言われています。
体の免疫力が下がると、感染リスクが高くなる可能性があります。
コロナウイルスに負けない体作りのためにも、体に疲れを溜め込まないよう、過度な労働は避けるべきと言えます。
疲れが溜まっている時は、無理をせずにしっかり休むことや十分な睡眠を取ることが、免疫力を上げる秘訣となります。
また、自律神経の乱れは精神的ストレスが引き金になることもよく見られます。不安や悩みなどのストレスを溜め込まないようケアを行うことも大切です。リラックスできる空間や時間を作ることや、よく笑うことはストレスの緩和にも繋がります。適度にストレス発散をし、メンタルヘルスへの配慮にも取り組んでいきましょう。
人となるべく接しない
職場では従業員同士がなるべく接触しないような環境作りができるよう取り組みましょう。
従業員同士の直接のやりとりを最小限に抑えることで、なるべく感染を抑えることができます。
従業員同士のやりとりがオンライン上でも問題ない場合は、チャットやメールでのやりとりを積極的に取り入れましょう。リモートワークの導入が難しい業種や職種の場合は、時差出勤を行い、従業員全員が揃うような環境をなるべく避ける対策をとることです。
また、人との接触を避けるべき行動として通勤時も気を付けるようにしましょう。
時差出勤を取り入れている企業があるとはいえ、人との接触は避けられないでしょう。人が密集しやすい電車やバスなどの公共交通機関をなるべく避けて、可能な限り自家用車や自転車に変えたりすることが望ましいです。
企業が実際にしている感染予防対策
企業側が新型コロナ対策として実際に行なっている感染予防策の事例を挙げます。
【感染予防対策の事例】
- 社員の健康チェックを行う
- 時差出勤を導入する
- 勤務形態を変更する
- 器具&設備の消毒や洗浄を行う
具体的な内容は下記の通りです。

1.社員の健康チェックを行う
従業員全員に対し、出社前には検温を義務化するなど、社員一人一人が健康状態をチェックするための習慣を定着させる企業は増えました。
毎日健康状態の確認を意識することで、ちょっとした体調の変化にも気付きやすくなるだけではなく、万が一感染者が出た場合も、社内で感染拡大することを防止できます。
2.時差出勤を導入する
新型コロナウイルスの主な感染経路としては、飛沫感染や接触感染が挙げられます。
電車通勤の場合、不特定多数の人たちと密閉状態にある車両内にいることで、飛沫を吸い込んだり、手すりや吊革に付着しているウイルスから感染してしまったりするリスクが高くなります。
朝の通勤ラッシュや夜の帰宅ラッシュを避けるよう取り組んで、出社時間をずらして少しでも感染を抑えることも、有効な対策の一つとなります。
3.勤務形態を変更する
社内での感染拡大を防ぐために、従業員全員が同じ場所に集まらないようリモートワークを積極的に導入する会社は非常に多いです。
自宅で仕事をすることで従業員一人一人の健康を守ることは、会社の経営を守る事にも繋がります。
4.器具&設備の消毒や洗浄を行う
新型コロナウイルスは無症状感染者も多くいます。
ウイルスは私たち人間の肉眼では見えないレベルの大きさです。
外部の人たちの出入りがある場合や、接客などお客さんとのやりとりが必要な場合、接触感染のリスクは格段に上がります。ドアノブやスイッチなど、共有部分の消毒や洗浄を徹底して行うことで、接触感染のリスクを減らすことができます。従業員同士しか触らない場合でも同様のことが言えます。
まとめ

派遣として働く場合、職場内での感染蔓延を防ぐためにも、自分の体を守るためにも、自ら進んで感染予防対策を実践していきましょう。
人と接する時は最低でも2m以上間隔を空けるソーシャルディスタンスを保つことや、可能な限り向き合って会話をすることは避けるなどの感染対策を心に留めておきましょう。
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