派遣だけではお金が足りない！投資で貯蓄を増やせる？

派遣社員に転職を考えられている方はいらっしゃいませんか。派遣での労働は、自由度が高い点が大きなメリットですが、その反面日本では欧米諸国とは異なり、給与をそれほど多く望めないことが多いでしょう。

生活する上でお金はとても重要ですが、派遣での収入で足りない場合には何らかの方法で貯蓄を増やすことを考えてみた方が良いでしょう。

ここでは、投資によって貯蓄を増やす方法を紹介します。

投資するなら投資信託がおすすめ

資産運用には様々なタイプがあり、投資信託、株式投資、iDeCo（個人型確定拠出年金）、REIT（不動産投資信託）、債券投資などがあります。

投資によって貯蓄を増やすことを考える場合、様々な方法が考えられますが、確実性が高い方法として投資信託が挙げられます。

リスクもあるため必ず資産を増やせるわけではありませんが、資産の運用をプロに任せるという方法のため、活用している方の多くが貯蓄を増やしています。

1つの商品に資産を投資することを避けることで、リスクを分散することが可能です。また様々な商品があるため、自分の目的に合わせて投資先を変えることができます。

自分の資産を投資のプロに預けて運用してもらうため、投資活動に忙殺されることはありません。

投資によって得られた利益を自分の資産として運用することができるため、全くリスクが無いわけではありませんが、効率よく資産を増やす方法のひとつでしょう。

投資信託とは

そのうち投資信託は、投資家から集めたお金を運用のプロであるファンドマネージャーが運用するものです。投資の対象は多岐に渡っているため、自分の資産規模に合わせて調整することができ、おすすめです。

お金の運用方法について全く知識がなくても投資をスタートすることができるため、投資初心者でもお金を増やしたいと思っている方に最適な方法です。

投資をすると資産を絶対に増やすことができるわけではありません。リスクは投資にはつきものであることを理解しておきましょう。それでも、リスクを減らす方法は存在します。

投資を分散させることによって、リスクを回避する方法がしばしば用いられます。仮に一方で損失が出ても、運用が上手くいっている投資の方から損失を補てんできれば、大きな損失になることはありません。

投資先の規模は多岐に渡るため、自分の資産規模に合わせて変えていくこともできます。投資活動に自分の時間を取られないというのは、投資信託の魅力の一つです。

投資信託のメリット

投資信託のメリットはどのような点にあるのでしょうか？

・運用に時間や手間をかける必要ない

自分で投資活動をする訳ではないため、時間をとられることはありません。副業のような形で投資活動をすることができるため、非常に効率的です。何もしなくても、自分の資産が自動的に増えていくイメージです。

投資活動は時間との闘いの部分もありますが、その部分はプロが代行してくれるため、ストレスを感じることもありません。投資の事を常に考えている必要がなく、一定の期間ごとに決算を聞くだけで良いという点は大きな魅力でしょう。

もちろん、投資について自分なりに勉強して、投資のプロと相談しながら投資先を決めて行くこともできます。一方で全く投資について知識がないとしても、プロにすべてを任せることで問題なく投資活動をすることができます。

・リスクの分散が可能

投資活動にはリスクが存在していますが、様々なタイプの投資先が用意されているため、リスクを分散させることができます。投資先の業種や国を分散するということは非常に有効な方法になります。

・少額から始められる

投資家のお金をまとめる形で投資活動をすることになるため、小額から行うことができます。投資の方法などについては、運用会社からアドバイスをしてもらえるため、負担を感じることなく投資をスタートさせることができるでしょう。よって、自分の資産にそれほど余裕がないとしても投資信託を諦める必要はありません。

・運用のプロに任せられる

投資のノウハウについて全く知識がなくても、投資信託を利用することができます。投資信託においては、投資活動をするのは投資のプロです。プロの投資家はこれまでの経験をもとに、最良の方法で投資活動を行ってくれるため、かなりの確率で資産を増やすことが期待できるでしょう。

・商品の種類が豊富

投資信託の商品は多岐に渡っています。債券はそれほどリスクが高くない投資先です。不動産も確実性の高い投資先ですが、一定の資金が必要になります。

金・アルミニウム・プラチナといった貴金属、小麦・トウモロコシ・大豆といった農産物、原油・ガソリン・天然ガスといったエネルギー資源も投資先になります。

投資信託のデメリット

投資信託は多くのメリットがありますが、全くデメリットが無いということではありません。しかし、投資先によってリスクの程度が変わってくるため、その点を十分に考えながら投資先を決めるとよいでしょう。

不明点がある場合には、投資のプロに相談してアドバイスを求めることも大切です。

・元本保証がない

投資のプロに任せて投資活動を行うので、高確率で資産を増やすことが期待できますが、それでも100％資産を増やすことができるわけではないことは認識しておきましょう。

投資信託に元本保証はありません。資産運用の大前提として、自分の生活資金に余裕がある時にそれを上手く増やすという考え方があります。将来確実に必要になる資金を使う運用は危険なため、やめておいた方が無難でしょう。どれだけ能力の高いプロの投資家といえども、100％お金を増やすことはできないものです。万が一の事も考えて、余裕資金で投資信託に取り組みましょう。

・手数料が掛かる

投資信託で得た利益の一部分は手数料としてプロの投資家に支払われることを知っておきましょう。手数料が高い投資信託の場合は、巨額の投資をしなければほとんど資産を増やすことができないということも想定されます。

投資信託をする場合には、あらかじめシミュレーションをして、どのくらいの利益を上げることができるかを確認しておいた方がよいでしょう。いくつかの商品について、比較することで見えてくる部分があるかもしれません。

投資信託の始め方

投資信託を始める場合には、自分の資産の運用方法を決めることが必要です。

それと同時にどのくらいの利益を目標とするかを決めなくてはなりません。

運用方法と目標が決まったら、NISA・つみたてNISA・iDeCoの3種類の投資方法から自分の目的に合った投資方法を選びます。NISAとつみたてNISAには非課税投資枠が用意されています。iDeCoは利益を受け取ることができるのが60歳以降となるため注意が必要です。どちらも手続きにかかる時間が必要になることを覚えておきましょう。

次に投資信託の種類を決めます。

利回りを重視する場合は株式型投資信託を、安定性を重視する場合は債券型投資信託を選ぶとよいでしょう。また、国内よりも国外の商品はリスクが高くなる傾向があります。

投資信託の種類を決めた後は、証券会社や銀行などで口座を開設します。ネット型（ネット証券）はオンライン上で手続きをするので、手数料が安くなります。店舗型（総合証券）は窓口で手続きを行うので、サービスが良い分手数料が高くなります。自身の知識や状況に応じて選択するとよいでしょう。

あとは、投資金額を口座に入金をして運用を始めるだけです。

プロに任せるとはいえ、定期的に運用の状況を確認することをお勧めします。毎月1回くらい確認するとよいでしょう。

まとめ

派遣で仕事をしていると、給与が少ないという問題が発生することがあります。

しかし、投資信託を活用することで少ない資産でも徐々に増やして行くことが可能になります。投資信託はリスクがあるものの、プロが投資を代行するため手間や時間がかからず少額から始められるため、誰もが気軽に始められる魅力的な投資方法です。