派遣社員だと結婚相談所に入会できない?
目次
独身の方の中には結婚をしたいと考えて、婚活をするために結婚相談所に入会を検討する方もいらっしゃるでしょう。
勤務形態が派遣社員であっても、結婚相談所に入会して婚活ができるのでしょうか。
ここでは、派遣社員と結婚相談所の関係について詳しく解説します。結婚相談所の入会に関する主な基準や、入会をするにあたって必要となる書類などを知っておきましょう。
派遣社員でも結婚相談所に入会できるところもある

派遣社員で働いていて、非正規雇用だから結婚相談所に入会ができないのではないか、と躊躇をしている方もいらっしゃるかもしれません。結論から言うと、派遣社員でも入会可能な結婚相談所もあります。
ここでは、結婚相談所に入会するにあたって一般的に必要とされる条件について、解説します。
結婚相談所の入会条件
結婚相談所では、登録を行って会員になることにより、同じ結婚相談所内、もしくは系列の結婚相談所に登録をしている異性の会員を紹介してもらうことができます。
結婚相談所は、全国に4,000程度あると言われており、延べ50万人以上の独身男女が登録をしているとされているのです。
結婚相談所と一口に言っても、個人の自宅で経営しているようなアットホームなところから、全国規模で多くの営業所を持って運営している大規模なところなど、その形態は様々です。自社だけで数万人が登録している大規模な結婚相談所もあります。
結婚相談所に入会するための基準は誰でも同じというわけではありません。派遣社員の場合は条件付きとなる場合や、入会そのものができないというケースもあるのです。こうした基準は各結婚相談所の方針に基づいて決められています。したがって、派遣社員でも入会が可能なところもあるのです。
独身である

どの結婚相談所でも、入会に際して必須条件となっているのが「独身であること」です。
結婚を目的とした人のための紹介所ですので、当然のように思えるかもしれません。しかし、登録者の中には既婚者であることを伏せて、遊びや不倫目的で異性を探すような人もいないとは言いきれないのです。
また、離婚をして独身になったため再婚相手を探しているという方もいます。本人としては離婚が成立したと思っていても、実際のところはまだ調停が終わっていないケースや、何らかの事情で離婚届が受理されておらず、戸籍上は既婚のままだったというケースもごくまれにあるのです。
結婚することになった際に相手が既婚者だと判明すれば、大問題に発展するでしょう。これは当人ばかりではなく、結婚相談所の信用にも関わります。
そのため、どこの結婚相談所においても、入会をするためには第一に「独身であること」を条件に掲げているのです。独身である証明として入会時に独身証明書の提出を必須条件としている結婚相談所も少なくありません。
独身証明書とは、婚活をしていない人にとってはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。これは、本籍がある地方自治体によって発行されるもので、現時点で配偶者がいないことを証明するための公的書類です。
独身証明書の取得をするためには、自分の本籍地がある市町村役場に行き、戸籍を扱う窓口で発行を依頼することが必要です。
収入が安定している
結婚相手への希望条件として、安定した収入があることを挙げる人は少なくありません。
結婚相談所の入会時に、収入の証明として公的な書類の提出が求められるのはよくあることです。
収入を証明する書類として主なものとしては、勤務先から発行された源泉徴収票や給与明細、確定申告をしている方の場合、直近の確定申告の控えなどがあります。
入会できるかどうかは、それぞれの結婚相談所の基準次第です。
例えば、年収が200万円以下の方であっても、継続した収入があれば入会可能としているところもあります。
結婚意識が高い

結婚相談所では費用がある程度かかりますので、登録者は皆「すぐにでも結婚をしたい人」ばかりが在籍している、と思われがちですが、実際のところはそうとも言い切れないので注意が必要です。
いずれ結婚する気はあるものの、数年は遊びたいと思っていたり、お見合いをして良さそうな人だったら前向きに考える程度の軽い気持ちしか持っていなかったりといったケースもありますし、なかにはまったく結婚する気がない遊び目的の人もいます。
すぐにでも結婚をしたいと真剣に相手を探している人が、そういった軽い気持ちの登録者とお付き合いをしてしまうと、貴重な時間が無駄になるばかりか、費用面でも精神面でも打撃を受けてしまうでしょう。
結婚相談所としても、結婚意識が高い登録者に対して結婚する意識が低い登録者を紹介してしまうと、トラブルにつながるので避けたいところです。結婚相談所の評判や信用にかかわることにもなりかねません。
そのため、結婚相談所ではトラブル防止策として、入会の際に結婚意識が高いかどうかを確認することが多いです。
真面目に結婚をしたいと熱心に思っている方のみ入会可能という結婚相談所も多くあります。
健康である
結婚する相手を探す上で、心身が健康であることはとても重要な条件です。結婚をするということは、相手と家族になり、何十年もともに暮らしていくことになります。
生活に支障をきたすような疾患がある人や、健康状態に不安な点を持っている人とは、結婚生活において支え合えなかったり、相手に大きな負担を強いることになったりという事態になりかねません。
もちろん、相手の健康状態を理解した上で結婚されるカップルもいますが、心身ともに健康でない場合、お付き合いまでは至っても成婚につながりづらいのが現状です。
また、婚活をしている人によっては、結婚するにあたって収入よりも健康面を重視することもあります。
婚活では不利になるからといって、病気であることを隠して結婚をすると、後々トラブルになるでしょう。
その後の結婚生活に向けてトラブルや不安要素を生まないためにも、結婚相談所では入会時の審査で健康面は必ずチェックされるのです。
加入手続きに必要な書類

結婚相談所に入会するためには、ただ申し込むだけではなく、必要な書類をすべて用意して提出することが必要です。
入会の際の必要書類は何種類もあり、すぐに取得できる証明書だけとは限りません。
なかには職場の総務担当者に申請をしたり、地元の市町村役場に行ったりして取得しなければならない書類もあります。場合によっては郵送での発行手続きが必要となり、取り寄せるのにかなりの日数がかかることもあります。
書類が揃わないと入会手続きができないので、婚活自体が始められません。スムーズな婚活スタートのためにも、あらかじめ必要な書類を調べておき、入会申込の前に取得しておきましょう。
どのような書類が必要とされるかは、結婚相談所によって違いますが、一般的な結婚相談所で求められることが多い書類は、以下の通りです。
- 独身証明書
- 卒業証明書
- 社員証
- 健康保険証
- 源泉徴収票
- 確定申告の控え
- 免許証など写真付きの身分証明書
派遣社員も結婚できる
結婚相談所の入会条件というのは、実は全国一律ではありません。結婚相談所で結婚相手を探す際には、独身であること、健康に不安がないこと、結婚への意識の高さが最も大切な条件とされることがほとんどです。しかし、その他の条件については、それぞれの結婚相談所を運営している団体もしくは個人の考えによって、相談所ごとに独自の基準が設けられています。
結婚相談所によっては、正社員しか入会できない旨を明記しているところもあります。しかし、近年は非正規雇用で働く方は決して珍しくありませんので、継続をした収入があれば、非正規雇用である派遣社員でも入会可能としている結婚相談所も少なくありません。
入会をしたい結婚相談所があれば、事前に直接問い合わせをしてみることをおすすめします。
まとめ
結婚相談所に入会するためには、入会基準をクリアする必要があります。基準はすべて一律ではなく結婚相談所ごとに違っていますので、派遣社員であっても入会できる相談所も多くあります。気になる結婚相談所があったら、相談所サイトで確認する、直接電話してみるなどして問い合わせてみましょう。
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