夜間・深夜の派遣の仕事|向いている人の特徴は?
目次
派遣の仕事はいろいろありますが、夜間・深夜に行う業務もあります。
そのような業務はどのような人に向いているのでしょうか?また、どのような仕事があるのでしょうか?
この記事では、夜間・深夜の派遣の仕事に興味を持っている人のために具体例を挙げていきます。そのうえでもし自分にも合いそうだと思ったら、ぜひやってみてください。
日勤の仕事とは違う経験ができて、面白いかもしれません。
夜間・深夜の仕事

派遣という勤務形態には夜間・深夜の仕事がかなりあります。ただし、すべての職種ではなく、限られてきますが、求人は多いので仕事自体は見つけやすいです。
派遣社員には正社員にはないメリットがあります。特にそのメリットとして大きいのが、職種、勤務時間、勤務地などを選べることです。派遣会社と相談すれば、自分に合った仕事の仕方が選べるでしょう。そのため、あえて夜間・深夜勤務を選択することもできます。
夜間・深夜の仕事は肉体的につらい部分もありますが、日勤の仕事とは違ったやりがいが見いだせるかもしれません。
では、派遣で夜間・深夜にできる仕事にはどのようなものがあるでしょうか?いくつか候補を挙げてみるので、選択する際の参考にしてください。
- 工場
- コールセンター
- 介護
もちろんこれだけというわけではありませんが、比較的求人が多いのが上記の職種です。それぞれどんな仕事内容になっているのか、昼間の業務とはどう違うのか、一つ一つチェックしてみましょう。
工場
工場の場合、24時間稼働しているところも多くあります。そのために派遣でも、夜間・深夜の仕事が探しやすくなっています。
製造業に強い派遣会社に登録しておき、夜間・深夜の仕事をしたいと申し出ておけば、いい勤務先を紹介してくれるでしょう。そうすれば、自分に合った工場で働けるようになります。
夜間・深夜の工場の仕事内容は日勤の仕事と大きく変わるというわけではありませんが、取り組みやすい業務になっていることが多いです。内容は、検品作業、ピッキング、梱包作業、シール・ラベル貼り、仕分け、集計などになります。また、食品工場などでは、野菜のカットや総菜の盛り付けなどを行うこともあるでしょう。自動車工場では製造や組み立てなど少し大変な作業が含まれることもあるようです。
そして、業務の多くはマニュアル化されているので、比較的行いやすくなっています。すでにこのような仕事を経験したことがある人もいるでしょうが、それでもマニュアル化されている作業はやりやすいものです。
コールセンター

夜間・深夜のコールセンターの仕事は探しやすくなっています。なぜなら、最近は24時間対応のコールセンターもあり、夜間や深夜にも電話相談に応じる企業も多くなっているからです。
特にクレジットカード会社、保険会社、携帯電話会社などは夜中にトラブル対応や事故対応する必要がある場合も多いので、夜間オペレーターをどうしても準備しておかなくてはいけません。また、ホテルなどでは海外からの問い合わせにも対応できるように、日本時間の深夜に電話を受け付けているところもあります。
ただ、夜間・深夜にかかってくる電話はあまり多くはありません。その点、ゆとりを持って仕事ができます。
夜間・深夜のコールセンター業務というと、眠気が出る、睡眠不足になるなどの心配があるかもしれません。しかし、オペレーターのために仮眠室を設けている企業も多くなり、かなり配慮がされているので、仕事自体はしやすくなっています。仕事に応募する際は、この点もチェックしておきましょう。
介護
高齢者が居住する老人ホームや介護老人保健施設などでは、夜間の世話、緊急事態への対応ができる職員が必要です。そのため、派遣でも、夜間・深夜の仕事は比較的多くなっています。特に夜間・深夜の介護分野では人材不足でもあり、大きな需要がある分野です。
夜間・深夜の介護の仕事内容は、日勤の仕事内容とは少し違っている部分もあります。利用者の就寝中の巡回、ナースコールへの対応などはしっかりと行わなければいけません。一方、日勤と同じ業務は、夕食や朝食の介助などです。
介護分野で夜勤専従勤務というと、17時から翌朝9時までの時間帯などが一般的です。これは他の職種とは違っている点です。かなり長い時間になるので、大変と感じる人もいるでしょう。
もちろん休憩時間もありますが、夜勤明けは眠たくなることも多いようです。ただ、夜間・深夜業務には入浴介助はなく、レクリエーションの時間もありません。そのために楽だという人もいます。
夜間・深夜の仕事が向いている方の特徴
日勤の仕事ではなく、夜間・深夜の仕事の方が向いている人がいます。どのようなタイプの人が向いているのか確認してみましょう。夜間・深夜の仕事には日勤の仕事にはないメリットもあり、そのメリットを活かしたいというのなら、夜間・深夜の仕事を選ぶことをおすすめします。
具体的にどのような人が向いているのかというと、夜型生活の人、収入を上げたいと思っている人に夜間・深夜の仕事はぴったりです。
一般的に、夜勤はつらいと思われていますが、理由を見ると、必ずしもそうとは限らないようです。
どうしてそう言えるのか、その理由を見ていきましょう。
夜型生活の方

朝早く起きるのが苦手、昼間は調子が乗らない、夜暗くなると元気が出てくるなどのように、夜型の人がいます。このような夜型タイプの人は、夜間・深夜の仕事が合っていると言えるでしょう。
昼間の方が仕事に励みやすい人もいれば、夜の方が得意だという人もいます。もし夜、特に遅い時間が好きだというのなら、自分のペースを崩さずに仕事ができるので、ぜひ夜間・深夜の業務を検討してみてください。
派遣で夜間・深夜業務をする場合、勤務時間を選べる場合があります。この辺が派遣という勤務形態のいいところで、自由な働き方ができるというメリットです。いくら夜間や深夜が得意な時間だといっても、あまり長時間になると、疲れもたまるだろうし、眠気も出てきます。その点、勤務時間を選べれば、自分の体調に合わせた働き方ができるでしょう。
収入をあげたい方
収入を上げたいと思っている人、稼ぎを多くしようと考えている人は、夜間・深夜の仕事に向いています。というのも、夜勤では割増賃金が適用されるからです。これは法律で定められていることなので、例外なくすべての企業に当てはまります。そのために時給がいいのです。
深夜割増賃金を「深夜労働手当」ともいいます。これは労働基準法第34条7項で定められたルールです。内容は、午後10時から午前5時まで労働させた場合は企業側が割増賃金を支給するというもので、その割合は25%以上となるため、時給がかなり高くなります。
そのため、収入を上げたいという人には夜間・深夜の仕事はふさわしいです。その場合、ずっと夜間・深夜の仕事を続けてもいいですが、これだけお金が貯金できるまで頑張ってみようというように目標設定をしてもいいかもしれません。
夜間・深夜の労働は肉体的には大きな負担となるでしょうが、何か目的があって収入を上げなければいけない場合は、チャレンジしてみる価値はあります。昼間に働くよりも稼ぎがいいわけですから、必要なお金が準備しやすくなるでしょう。
まとめ

夜間・深夜の派遣の仕事に興味がある人のために、どのような仕事の種類があり、どのような人にそのような仕事が向いているのかをまとめてみました。夜遅く働くことに抵抗がない人は、ぜひやってみてください。夜間・深夜の仕事にはメリットもたくさんあるので、得られるものも多いでしょう。
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