チーム業務が好きな人におすすめの派遣の仕事

仕事を探していると、様々な業種や職種があり、自分は何がしたいだろう？と悩んでしまうことも多いかもしれません。そのような時に、重視してもらいたい観点の1つが「チーム業務」であるかどうかということです。

こちらの記事では、メンバーとチーム一丸となって働く仕事の紹介や、そのような仕事が向いている方の特徴について解説していきます。どのような仕事をしたいか悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

チーム業務とは 

さまざまな業種や職種がある中で、業務を遂行するためにチームワークが重要となるものもあります。主なものを挙げるなら、介護職や看護職、エンジニアなどです。それぞれの業務内容や、どのようにチームとして携わっていくかは後述します。

チーム業務で大切なのは、チームワークのよさです。1人で全てのことを対応するのではなく、それぞれで役割分担をして1つのプロジェクトをチーム全員で遂行していきます。

チーム業務のメリットは、大きく分けて3つあります。1つ目は、苦手なことをフォローし合えることです。1人で全てを担うとなると、苦手なことも自分1人で解決する必要がありますが、チームなら得意な人が得意なことをして解決できるのがメリットです。

2つ目は、協力し合うことで難易度の高い仕事ができることです。自分1人ではアイデアを出すのに限界があっても、誰かと一緒に会話をしているうちに突然アイデアが生まれることもあります。また、自分や誰かが忙しくて手が回らない時にフォローするなどして、1人では完遂が難しい仕事に対応できるのもメリットです。

3つ目は、協力して作業することでモチベーションを保てることです。メンバーも頑張っているから自分も頑張ろうという風に、人と一緒に協力して1つのことをやり遂げるという経験は、達成感を何倍にも感じられるでしょう。

このように、チームで業務することは嬉しいメリットがたくさんあります。

チーム業務がしたい方におすすめの仕事

チームで仕事をすることを重視したい方におすすめなのが、先ほども紹介した「介護職」「看護職」「エンジニア」です。これらはどれも、チームでの連携なくして成果を出すことができない仕事となっています。

介護職や看護職は、たくさんの患者さんや利用者さんに対応する必要がありますし、シフト制の交代勤務となる場合が多いため、しっかりと引継ぎを行い協力し合わなければ患者さんや利用者さんに大きな迷惑をかけてしまうことがあります。

また、エンジニアはプログラマーやテスターなどを選んでチームを作り、それぞれの役割を全うしながら1つのものを作り上げる仕事です。どれも、自分のことだけでなく周りのことを考えながら仕事を進めていく必要があります。以下で詳しく解説していきますね。

介護職

介護の仕事は、利用者の身の回りの世話から社会との関わりを持つための支援など、多岐にわたります。人それぞれ、得意不得意の業務内容があるので、チームとして動くことで自分の強みを生かし、チームのメンバー同士でカバーし合える点が魅力です。

多岐にわたる業務内容があるからこそ、得意なものは自分が率先して進め、苦手なものは迷惑をかけないようにフォローを入れてもらうというチームワークがとても大切なのです。

また、介護の現場では利用者さん1人につきスタッフが1人つけるほど手厚い体制は整えにくいため、複数人のスタッフで複数人の利用者さんの介護を行うのが一般的です。自分の行ったことやその日の出来事をしっかりと引き継いだり、連絡を取り合ったりすることがスムーズな介護を行うためにとても大切です。

また、チームには複数のスタッフが所属しているため、スタッフと利用者さんの相性に合わせ、適材適所で人材を配置できるのが嬉しいポイントです。

ただし、反対にスタッフによって対応にばらつきが出ると、利用者さんからの不満の声が出てくることもあります。そうならないために、しっかりと平等な対応ができるようにすることが大切です。

看護職

看護職も、介護職と同じように複数人の患者さんを複数人の看護師で担当するため、チームワークが大切になる仕事と言えます。大きな病院の看護師はチームワークが必要なことが一目瞭然ですが、1人で行動しているように見える訪問看護師でも、チームを組んで仕事をしているのです。

総合病院などは24時間体制で患者さんを見守る必要があり、看護師同士だけでなく医師や薬剤師など様々な役割の人々とチームを作って仕事をしていきます。そのため、患者さんの状態を自分だけでなくチームの仲間で共有することが大切です。

また、特に大きな病院は、毎年新しい看護師が入職するため、最初は未熟な新人スタッフをフォローできるのもチームで仕事をする醍醐味といえます。誰かの不足している部分やミスを周りが補うことで、周りもまた成長することができるのもチーム業務のメリットといえるでしょう。

エンジニア

エンジニアというと、パソコンの前に座って1人で黙々と作業をする、プログラマーのようなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。システムエンジニアの仕事は、システムを作るためのプロジェクトのリーダーになり、たくさんのスペシャリストと一堂に会して1つのものを作り上げることです。

エンジニアは、システムを納品するクライアントに対してニーズをヒアリングし、クライアントのニーズに沿ったシステムが組まれるよう指示を出し、進捗を見守る必要があります。チーム内だけでなく、クライアントともやりとりする必要があるのが、エンジニアの大切な仕事です。

また、予算の中でよいシステムを作り上げるためには、人材が足りず1人1人への負担が大きくなることもあります。そのような時に、チームがうまく協力し合うことができれば、実際の人数以上の力が発揮できることもあるでしょう。

また、システムを作るために人員を集める必要がありますが、それぞれのメンバーの能力を踏まえて上手に編成をするのもエンジニアの仕事です。

チーム業務が好きな方の特徴

最後に、チーム業務が好きな方や向いている方の特徴を解説します。中にはなるべく人と関わらずに仕事をしたい人もいると思いますが、チーム業務は人と関わりながら協力しあって成功したい人が向いていると言えるでしょう。

仲間と協力して仕事を成功させたい人は、チーム業務を行うことで達成感を感じることができるでしょう。1人で仕事をやり遂げたときよりも、同じ苦労や悩みを共有した仲間がいると成功したときの嬉しさが倍増します。

また、1人では達成できない難易度の高い仕事も、得意不得意を分け合いながら仲間と一緒に取り組むことで達成できる場合もあります。このように、自分1人では解決できないことを複数人でやり遂げていくのが好きな人は、チーム業務が向いていると言えます。

1人で黙々と仕事をする方が向いており、得意だと感じる人は、チーム業務に就くとストレスを感じることもあります。自分のタイプを見極めて仕事を探すのが大切です。

まとめ

今回は、チームになって働く仕事について解説してきました。人と協力し合うことが好きな人や、頑張りを分け合って達成した時に喜び合うことにやりがいを感じる人にはとても向いている仕事です。

特に、派遣の仕事は派遣されている間だけの関係になってしまいがちですが、そのような中でもチームワークを必要とする仕事であれば、メンバー同士仲良くなりやすいというメリットがあるでしょう。一緒に働く仲間と楽しく切磋琢磨し合いながら働きたいという人は、ぜひこちらで紹介した看護や介護、エンジニアの仕事を検討してみてください。

特に、介護の仕事であれば資格や経験がなくても応募できる可能性が高いため、悩んでいる方はチェックすることをお勧めします。