仕事の楽しみ方はとらえ方による?仕事を楽しむ方法
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仕事は人生にとって欠かせないものです。そうである以上、楽しくやっていきたいというのは誰もが思うことです。しかし、現実には必ずしも楽しく仕事をしている人ばかりではありません。それでは、仕事を楽しくする方法はあるのでしょうか?ここでは仕事を楽しむ方法について解説しています。
仕事の楽しさは何で決まる?

仕事の楽しさを決めるのは、仕事そのものの楽しさばかりではありません。人間関係なども大きな要素となってきます。勿論、その仕事が好きでやりがいを感じていることは最も重要ですが、楽しさは働く仲間との交流も関係してきます。
仕事自体が好きでも、嫌な上司や同僚がいれば、それだけでモチベーションは下がってしまいます。あるいは、努力しただけの成果が得られなかったり、上司が自分を正当に評価してくれなかったりという様々な要因が、楽しさを決めています。
楽しいだけの仕事はない
仕事においては、何かをすることで報酬を得るわけですから、仕事自体が楽しくても、そのすべての工程が楽しいわけではありません。たとえば、花が好きでフラワーショップに勤めたとしても、冬の寒い日などは、水を使った作業に嫌気がさすこともあります。
営業が好きで、外回りをして人と話していると生き生きしているのに、社内での報告書の作成など、事務仕事が苦手という人もいます。楽しいことをしているだけで完了する仕事などは存在しません。仕事の中には、嫌いな部分が含まれていても当然なのです。
モノづくりが好きな人でも、時として商談を進めなければならなくなることがあります。コツコツと一人で何かを製作している人は、往々にしておしゃべりが苦手なことが多いものです。良いものを作るのに、営業が下手でうまく売れないというのは、よくある話でもあります。楽しいだけでは、仕事は成り立たないといえるのです。
趣味を仕事にすれば楽しい?

世の中には好きなことを仕事にしている人や、趣味が仕事に転じた人が大勢います。それでは、その人々のすべてが仕事を楽しいと感じているのでしょうか。たとえば、ダンスを趣味にしている人がプロダンサーになったとして、それだけでいつも仕事が楽しいと感じるわけではありません。
今までは自由に過ごしていた時間も、スケジュールによっては深夜でも踊らなければならなくなります。あるいは行きたくない場所でも行かなければならないこともあるでしょう。仕事にはノルマや責任が生じます。仕事を受けた以上、逃げることはできないのです。
仕事の楽しさは捉え方次第
仕事を楽しいものにするのは、自分次第です。いくら好きなことを仕事にしても、嫌な工程はありますし、自分の思い通りに行かないこともあります。逆にあまり好きではない仕事でも、予想以上に成果が上がると、俄然、やる気が出てくることもあるのです。
人には生来、多くの能力が備わっています。苦手だと思っていたことが、案外うまくやれたりもします。自分の能力を自分で限定することなく、自分の可能性を信じることで、どんな仕事でもこなすことができるようになります。そして、仕事が楽しいと思うだけで、モチベーションも能力も数段アップするのです。
仕事を楽しんでいる人とそうでない人の差
仕事を楽しんでいる人とそうでない人には、明確な違いがあります。いくつかある理由の中でも特に大きなのが、仕事自体を好きだと思っていることです。その上で、常に工夫をしながら仕事をしています。仕事のすべてが楽しいわけではありませんので、楽しくできる工夫が必要なのです。
プライベートな時間と仕事の時間をきちんと分けた生活をすることも重要です。だらだらと仕事をしていたのでは、けじめがなくなりますし、プライベートな時間が少なくなってくると、それが不満にもなってきます。いくら仕事が好きでも、それが人生のすべてではありません。自分のペースで仕事をすることも大切です。
周りとの人間関係がうまくいっているのも大きな要素になります。多くの場合、仕事は他人とのかかわりの中ですることになります。誰かと協力して何かの目標に立ち向かう場合、人間関係が良好だと、仕事自体も楽しく感じることができます。
仕事を楽しむ方法

仕事を楽しくするためには、様々な方法があります。まずは、モチベーションを上げることです。そのために身近な目標を設定するのも良いでしょう。あまりに高い目標だと嫌になって挫折してしまうことがありますが、ちょっと努力すれば手が届くような目標であれば、到達するのもたやすくなり、今以上にやる気が出てきます。
自分なりに楽しいポイントを見つけるのも良い方法です。この過程が好きだとか、これがあるから楽しいと思うことを仕事の中に見出すのです。自分で選んだ仕事なのですから、元々楽しいと思って始めたはずです。初心にかえり、楽しいと思っていたポイントを探しましょう。
目の前の仕事を全力でやりきる
仕事は一生懸命にやってこそ、面白さや楽しさがわかってきます。仕事の面白さがわかるのは、ある程度仕事自体を理解してからです。たとえば、人と接することやモノを売ることが好きだからといって、それだけで直ちに営業成績が上がるわけではありません。
売り方にはコツがありますし、営業トークにもそれなりのマニュアルがあります。営業成績を上げるためには、最初に全力で取り組んでみることが大切なのです。色々やっていく中で創意工夫が生まれますし、コツもつかむことができます。
営業などでは、最初から上手に話せる人などいないのです。何かを話してみて、相手の反応をうかがい、そこからどう展開すればよいのかがわかってきます。全力でやりきるからこそ、今まで見えていなかったものが見えてくるのです。そして、これがわかってくると、仕事自体がどんどん楽しくなっていきます。
新しい仕事を見つけ出す
仕事は与えられたからやるのでは、全く進歩しませんし、楽しさなどは生まれてきません。たとえ同じことの繰り返しという仕事であっても、そこに何らかの意義を見出し、積極的に関わってこそ、楽しさが生まれてきます。
お茶くみやコピー取りという一見つまらなさそうな仕事であっても、常に美味しいお茶を入れるという目標を持つことで、やる気が出てきます。コピーであっても、きれいに素早くできてくれば、依頼した側の気分も良くなります。どんな仕事であれ、改善点や工夫を見つけ出すことができるのです。
仕事を深く知り、その中から新しい仕事を見つけ出したり、工夫したりするようになれば、それは自分への評価にも繋がってきます。評価は楽しさに繋がりますし、一層、やる気が出てくるでしょう。
今より高い目標を掲げる

目標は人に刺激を与えます。ゴールが見えているからこそ走れるのです。目標を持つことのメリットはいくつかありますが、中でも重要なのがモチベーションのアップと、楽しさの倍増です。
たとえば、今月は先月より10パーセント増の営業成績を上げたい、という目標を設定したときに、人はそのために何をすればよいのかを考えます。それだけでモチベーションが上がりますし、目標達成後の自分を思い描くことで、楽しみが生まれてきます。
この場合、注意すべき点もあります。それはあまりにも高い目標を掲げないことです。高すぎる目標は、あきらめに繋がりやすくなります。少しの努力で手が届く目標だからこそやる気も起きてきます。
どうしても仕事がつまらないときは
仕事をつまらなく感じる理由は様々にあります。社内での人間関係の悪化や、上司からのパワハラなどが挙げられますし、元々社風に合わなかったというのもあります。これらは環境が変わることで改善することがあります。
人間関係は、相手との対話などで改善しますが、生活全体がつまらないと感じている場合は、鬱状態になっていることも考えられます。無気力状態になり、何をしても面白くなく、やる気もうせてしまいます。この症状は無気力症候群ともいわれ、強いストレスが原因と言われています。
人にはストレスを抱えやすい人とそうでない人がいます。ストレスを抱えやすい人は、できるだけストレスを避ける生活が重要になります。もし、ストレスからやる気が出なくなってきたときには、次のことを試してみましょう。まずは睡眠を良く取ることです。
運動をすることも効果があります。適度に汗をかけば、疲れて眠りやすくなりますし、何よりも運動によってストレスが発散されます。さらに、思い切って休暇を取ってみるのも一つの方法です。数日旅行に行くなどしてリフレッシュすれば、ストレスもいつの間にかなくなっています。
まとめ
仕事は楽しくやりたいものです。しかし、環境の変化などで仕事がつまらなくなったり、ストレスから無気力になったりすることはあるものです。そんな時こそ自分なりの工夫で、克服しなければなりません。その方法は決して難しいものではありません。すべては自分の心の中にあるのです。
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